中国化粧品市場、日本が韓国を抑え1位に「時代は再びJビューティー」=韓国ネット「大事なのは質」

Record China    2019年8月7日(水) 10時20分

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5日、韓国メディア・韓国経済は、「アジア最大市場の中華圏で日本の化粧品の掌握力が再び強まっている」とし、「韓国が今年1~3月期の中国の輸入化粧品市場1位の座を日本に奪われた」と報じた。資料写真。

2019年8月5日、韓国メディア・韓国経済は、「アジア最大市場の中華圏で日本の化粧品の掌握力が再び強まっている」とし、「韓国が今年1~3月期の中国の輸入化粧品市場1位の座を日本に奪われた」と報じた。

大韓化粧品産業研究院によると、世界貿易機関(WTO)と国連貿易開発会議(UNCTAD)が共同運営する国際貿易センター(ITC)の調査の結果、今年1~3月期の中国化粧品市場の国別輸入額は、日本が7億6631万ドル(約816億円)で1位を記録した。日本は昨年の年間輸出額でも2位に名を連ねていた。

2位はフランスで7億3474万ドルだった。昨年の年間1位を記録した韓国は7億1545万ドルで3位となった。

記事によると、2016年の中国化粧品市場で日本の化粧品の輸出額は韓国の化粧品に大きく差をつけられていた。しかし昨年にはその差を縮め、さらに今年は上回った。

昨年の日本の化粧品の輸出額は52億109万ドルで世界7位を記録した。韓国は2ランク上の5位(62億8539万ドル)を記録するも、輸出額の差は大きく縮まった。2016年には15億2201万ドルの差があったが、昨年は10億8429万ドルだったという。

英フィナンシャル・タイムズも最近、「眠る巨人だったJビューティー(日本の化粧品)がついに目覚めた。Kビューティー(韓国の化粧品)はトレンドのアイテムで注目を集めたが、基本に忠実でありながら優れた技術力を持つJビューティーの時代が戻りつつある」と評価したという。

これに韓国のネットユーザーからは「韓国は安物のイメージ。日本は高級と機能性のイメージ。おまけを付ければいいとの考えはやめ、研究して質のいい商品を作らなければ日本に勝つことはできない」「長く使うほど質のいい製品に心が傾くのは当然のこと」「クオリティーを上げなければKビューティーは滅びる」「韓国の化粧品は1回限り、日本のは質がいいからリピートしたくなる」「韓国国民だって高級化粧品は日本の物を使っている。韓国の化粧品は安い割にはいいというだけ」など、化粧品の質を指摘する声が多数上がっている。

その他「韓国式メイクブームが去ってしまったようだ」「文大統領は日本を越えると言っていたのに…」と懸念する声や、「質ではなくマーケティングの差では?」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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