<サッカー>C・ロナウド欠場に韓国人怒り!批判の矛先は「ロナウドの肩を持った」中国のサポーター&メディアにも

Record China    2019年7月28日(日) 21時0分

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韓国メディアが「ロナウドの肩を持つ中国のサポーター及びメディア」に対する不満を露わにする文章を掲載した。

世界的なサッカー選手であるクリスティアーノ・ロナウドが遠征先の韓国で試合に出場せず物議を醸している問題で、韓国メディアが「ロナウドの肩を持つ中国のサポーター及びメディア」に対する不満を露わにする文章を掲載した。中国のサッカーメディア・懂球帝などが28日付で伝えた。

プレシーズンのアジアツアーで韓国を訪れたイタリア・ユベントスは、26日にKリーグ選抜と親善試合を行い3-3で引き分けた。しかし、韓国でも大人気を誇るスター選手ロナウドは、ベンチ入りしたものの最後まで出場しなかった。報道によると、事前の契約でロナウドは45分間以上の出場が規定されていた。ユベントスのサッリ監督は「筋肉系の疲労により休ませた」と説明。チームは違約金を支払うとも報じられている。

ロナウドの欠場に怒りを露わにしたのが、スタジアムに詰めかけた6万人余りの韓国のファンたち。試合が進んでも一向に出場する気配を見せないロナウドに、会場にはブーイングが鳴り響いた。また、ライバルと言われるメッシの名前をコールして挑発する観客もいた。試合後には、主催者へのチケット払い戻しや損害賠償請求の動きも出ているという。

この騒動について、中国メディアは「韓国のサポーターは失礼すぎる」「韓国はしっかりと客人をもてなさなかった」など批判的な論調で伝えた。中国のファンからも韓国サポーターの非礼を批判する声が多数上がったが、韓国メディアのインサイトに掲載されたコラムはこうした中国の姿勢を批判するものだった。

記事によると、コラムでは中国のメディアやサポーターがロナウドの肩を持つことを批判。ユベントスが数日前に中国で行ったACミランとの試合にロナウドがフル出場していたこと、ロナウドが韓国で予定されていたサイン会にも出席しなかったことを引き合いに出した上で、「ロナウドの中国と韓国での態度はまったく異なるものだった。しかしながら、中国のサポーターは一貫してロナウドをかばっており、全くもって韓国サポーターの立場に立ってこの問題を見ていない」と指摘した。

また、「中国メディアは韓国側を批判する一方で、ロナウドの態度については言及しない。ロナウドが中国のサポーターに友好的な態度を示しているため、中国のロナウドに対する印象は良く、ロナウドをひいきしている。(中国人は)韓国サポーターの気持ちを考えず、ただ韓国サポーターを批判している」などと不満を示しているという。(翻訳・編集/北田

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