中国は8500万人の障害者の権益保障に尽力

人民網日本語版    2019年7月26日(金) 20時40分

拡大

国務院新聞弁公室は25日に白書『平等、参画、共有:新中国の障害者の権益保障70年』を発表し、記者発表会を開いた。

国務院新聞弁公室は25日に白書『平等、参画、共有:新中国の障害者の権益保障70年』を発表し、記者発表会を開いた。人民日報海外版が伝えた。

■障害者事業は歴史的成果を挙げた

国務院新聞弁公室の胡凱紅報道官によると、中国には世界最多の8500万人の障害者がおり、少なからぬ試練に直面している。白書は新中国成立以来70年間、障害者の権利と尊厳の保護促進、障害者の政治・経済・社会・文化生活への平等参画の保障に努力してきた状況を全面的に系統立てて紹介。特に中国共産党の第18回党大会以降の障害者の権益保障の体制と制度を重点的に紹介し、「障害者の社会保障制度を整備し続け、サービスシステムを整え続け、障害者事業は世界の注目する歴史的成果を挙げ、障害者の獲得感、幸福感、安全感は高まり続けている」と指摘した。

白書は中国語版と同時に、英語版、フランス語版、ロシア語版、スペイン語版、アラビア語版も発表。人民出版社と外文出版社がそれぞれ出版し、中国各地の新華書店で発売される。

■障害者の小康プロセスは決定的進展を得た

小康社会(ややゆとりのある社会)の全面的な完成においては、1人の障害者も置き去りにしてはならない。中国障害者連合会の程凱副主席兼副理事長は「障害者の小康プロセスはすでに決定的進展を得た」と指摘した。

程氏によると、障害者の小康プロセスは全体的に期待を上回っている。特に貧しい障害者の貧困脱却と困難解決、障害者の社会保障、リハビリ、教育、就業など基本的民生サービスと公共サービスの面で歴史的ブレイクスルーを遂げ、障害者の生活・活躍状況は著しく改善された。国務院通達の「『第13次五カ年計画』障害者小康加速計画綱要」は障害者の小康プロセスの主要指標を10個設定した。昨年の評価状況によると、圧倒的多数の指標で期間の過半数、任務の過半数を達成。障害者の生活難手当や重度障害者の介護手当は昨年カバー率100%を実現し、第13次五カ年計画の目標を前倒しで達成した。

■障害者の権益保障は国際的称賛を得た

先般、エスピノサ第73回国連総会議長とムハンマド=バンデ第74回国連総会議長がそれぞれ中国障害者連合会を訪問し、障害者の権益保障、障害者事業の発展における中国の成果を高く評価した。

国務院障害者事業委員会副主任、中国障害者連合会主席の張海迪氏は「中国は障害者権利条約の積極的な提唱国、参加国であり、最初の署名・加盟国の1つだ。中国は『持続可能な開発のための2030アジェンダ』に障害者事業を盛り込むことを積極的に後押しし、『一帯一路』の障害者分野の協力を通じて、アジア太平洋経済協力会議(APEC)、アジア欧州会議(ASEM)、中国アフリカ協力フォーラムの枠組で障害者事業の協力制度を発足に導いた」と説明した。(編集NA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携