【CRI時評】開放性と自信に満ちた中国軍は世界平和を守る強い力

CRI online    2019年7月25日(木) 12時30分

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 中国政府は24日、「新時代の中国国防白書」を発表した。中国共産党第18回全国代表大会以降で初となるこの総合型国防白書は、新時代における中国の防衛型国防政策を6つの面から体系的に紹介するものだ。同白書は世界に向けて中国の国防と軍隊建設の戦略方針、根本的遵守事項と世界的意義を明確に...

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 中国政府は24日、「新時代の中国国防白書」を発表した。中国共産党第18回全国代表大会以降で初となるこの総合型国防白書は、新時代における中国の防衛型国防政策を6つの面から体系的に紹介するものだ。同白書は世界に向けて中国の国防と軍隊建設の戦略方針、根本的遵守事項と世界的意義を明確に示し、中国の開放性と透明性、自信を伝えた。特に、「永遠に覇を唱えず、永遠に拡張せず、永遠に勢力範囲を求めないことを堅持する」を新時代の中国国防の鮮明な特徴とし、「人類運命共同体の構築への貢献」を世界的意義としたことは国防政策の重大な革新であり、時代の特徴の鮮やかな具現化でもある。

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 現在、国際社会の戦略構造には著しい変遷が見られるが、中国は依然、発展の重要な戦略的チャンスに恵まれている。それと同時に、多元的で複雑な安全保障上の脅威と課題に直面しているのも事実だ。中国を取り巻く国際環境や情勢の変化を考えると、安全保障戦略の最適化や軍事上の変革推進を避けて進むことはできない。だが、兵器や戦略をいかに変えようとも中国は防衛型国防政策を堅持し続ける。これは、「平和と発展の道を歩む」という中国の戦略的選択と「和をもって貴しとなす」という中華文化によるものだ。

 注目すべきは、白書が示した透明性が大きなハイライトになっている。例えば、白書は大量の詳細なデータと図表を用いて国防費の用途を公表。2017年の国防費ランキングで上位に入った国と比較してみると、中国の国防費は国内総生産(GDP)や財政支出に占める割合でも、国民1人当たり、軍人1人当たりの額としてでも低い水準にあることや、中国の国防費は公開性、透明性を備え、支出が合理的レベルを保っていることを指摘した。これは中国の軍事力建設が防衛型であることを確実な証拠に基づいて証明したもので、時代の発展と世界の潮流に合致する。一部の人が喧伝するいわゆる「中国脅威論」はおのずとくずれさるしかないのだ。

 白書はまた、改革後の各軍、各部隊の基本状況についても体系的に説明し、指揮体制の再構築、規模や構造、兵力編成における最適化、軍事政策・制度改革の推進、国防と軍隊の全面的建設をめぐる政策や取り組み、成果、目標を論述した。ジブチの後方支援施設建設、南海での島嶼(とうしょ)建設、新型武器装備など関心度の高いデリケートな問題にも言及し、腐敗に関する問題についても、避けることなく「法と軍紀に基づき厳格に取り締まる」と強調。こうした高度な透明性は、中国軍の開放性と清廉さ、そして自信を多いに示すものだ。(CRI論説員)

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