中国人を襲って仲間入り!憤慨すべきフランス強盗団の成人儀礼―米華字メディア

Record China    2019年7月23日(火) 1時40分

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米華字メディアの留園網は20日、「中国人を襲って入団、フランスの強盗の成人の儀式に憤慨」と題する記事を掲載した。写真はヴィトリー=シュル=セーヌ (Vitry-sur-Seine)。

米華字メディアの留園網は20日、「中国人を襲って仲間入り、フランスの強盗の成人儀式に憤慨」と題する記事を掲載。フランス紙の報道を引用して「最近パリ郊外で再びアジア人女性を狙った強盗事件が発生し、地元自治体のデータでは類似の事件が年初来すでに50件以上起こっている」と伝えた。

記事は最初に「18日のフランスの日刊紙『ル・パリジャン』によると、12日の午後10時近く、1人の27歳のアジア人女性がヴァル=ド=マルヌ県ヴィトリーシュルセーヌのあるビルで強盗に地面に押し倒されて殴られた上、ハンドバッグを奪われた。被害者が直ちに届け出たため、ヴィトリーシュルセーヌ警察がビルの監視カメラの映像と強盗が逃亡の際ガラス製のドアに残した指紋を基に捜査し、13日に1人の17歳の容疑者を捕らえた」と事件の概要を伝えている。

続けて「被害者はバッグを奪われた上に全治7日間の傷を負ったが、それよりもさらに深刻なのは今回の事件がトラウマとなり、仕返しを恐れて『1人で外出できなくなった』ことだ。今年の7月初めには、ある40歳過ぎのアジア人女性がこの付近で同様の強盗傷害事件に遭い、腕を骨折して全治2カ月の重症を負っている。報道ではパリ13区に隣接するヴァル=ド=マルヌ県はアジア系住民が多く、過去3年間でアジア人の住民が強盗被害に遭う事件が急激に増加している。多くの思春期を終えたばかりのチンピラにとって、これは犯罪でなく単なる『一人前のギャングになるための儀式』に過ぎず、「中国人を襲う」ことで自分にその資格があるとひけらかしている」という分析を紹介している。

記事ではさらに「こうした年端もいかない強盗たちの手口は至ってシンプルで、オートバイに乗って183番のバス路線に沿って獲物を探し、ハンドバッグを持ったアジア人女性を見つけると、すばやくひったくって逃げ去るというものだ。2015年、ヴィトリーシュルセーのある女性は道を歩いていて強盗に襲われ、オートバイにまたがった2人組の強盗に数メートル引きずられた後、地面に投げ出されて亡くなっている。地元の安全協会のデータでは、ヴァル=ド=マルヌ県では今年の初めから現在までにアジア人に対する襲撃事件が50件あまり起きているが、そのうち被害者が届け出たのは3分の2に過ぎないという。安全協会のある担当者は、『こうした強盗による襲撃は往々にして人種的偏見に基づいている。強盗は、アジア人は金があって現金を身に付ける習慣がある上に、泣き寝入りすることも多いので襲いやすいと思っている。実際には、今は多くの人が多額の現金を身につけているようなことはないんですが』と語った」としている。(翻訳・編集/坂下晃)

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