京アニのツイッターに中国語メッセージ、「誤解しないで」と日本語に訳す動き

Record China    2019年7月22日(月) 14時40分

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アニメ制作会社の京都アニメーションが21日、34人の命を奪った今月18日の放火殺人事件に関する文書を発表した。写真は京都アニメーション。

アニメ制作会社の京都アニメーションが21日、34人の命を奪った今月18日の放火殺人事件に関する文書を発表した。中国語で投稿された京アニへの応援メッセージを、誤解を生まないよう日本語に訳す動きが起きている。

同社はこの日、「アニメーションを志し、全国から集まった若者たち、長年にわたって共に作品を創りあげてきた社員がこんなかたちで将来を閉ざされてしまったことが残念で、残念で、言葉に出来ません」「当社にとって、そして業界にとっても、本当に大きな痛手です」などと述べる文書を公式ウェブサイトやツイッターで発表。日本のネットユーザーが注目したのは、この文書に対して寄せられた「加油(頑張って)」という中国語での応援メッセージ。ガソリンをまいて火をつけるという事件性から、「加油」という言葉が誤解されかねないと感じたようだ。

あるネットユーザーは「加油=頑張れ」と説明。「加油以外に頑張れの意味を持つ言葉はないのだろうか」との声には、他のネットユーザーが「これが別の言語ということ。彼らなりの応援なのですから、こちらの常識に当てはめず、素直に受け取るべきです」と回答した。

また、中国語で寄せられた別の応援メッセージを「京アニに平安が戻りますよう、アニメーターの方々が一日も早く回復されるよう願っています。がんばれ京アニ!!」と訳し、「中国語はからきしなはずなのに、なぜかすんなり読めたよ!」とつぶやく人や、「(中国のファンが)『祝福』と言った時にも怒らないように。これは事件を祝ってるのではなく、むしろ未来に悪いことがありませんようにと祈願してくれている」と呼び掛ける人もいた。(野谷

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