小学生約1万7千人にGPS機能付きスマートウォッチを無料配布 南沙

配信日時:2019年7月16日(火) 0時30分
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放課後、いつまでも遊び惚けてなかなか帰宅しない子供たち。夏休みが来たことで、危険な水辺で遊ぶ可能性がある子供たち。こうした広州市南沙区の保護者が頭を痛める問題が、もうすぐ解決されることになる。南沙区にある60校以上の小学校に通う約1万7千人の児童に対し、このほど「安全学校スマートウォッチ」が無料で配布された。広州日報が伝えた。

南沙は今後、高齢者向けに安全スマートブレスレットも配布する計画で、このブレスレッドには、広州市公共交通機関で使用可能なICカードの「羊城通」など便利な機能も付加される計画だ。

〇チップは国内自主開発

金隆小学校4年1組の陳さんは、スマートウォッチの画面をタッチしながら、「この腕時計をはめていると、お父さんとお母さんは私がどこにいるか知ることができるし、学校から帰った後も、お父さんとお母さんに直接電話をかけたり、音声メッセージを送ることもできる」と、このスマートウォッチのさまざまな機能について説明してくれた。

スマートウォッチをつけていれば、子供の位置情報がビッグデータ管理プラットフォームを通じて、親の携帯端末にリアルタイムで転送され、万が一、緊急事態に陥ったときも、ワンタッチで親に助けを求めることができる。

この小さなスマートウォッチを背後で支えているのは、衛星ナビゲーションシステム「北斗星」だ。スマートウォッチ開発プロジェクトの責任者を務めた広州海格通信集団の朱延軍シニアエンジニアは、「このスマートウォッチには、国内で自主開発された測位チップが搭載されており、北斗測位システムを利用すると同時に互換性のあるGPSシステムを採用しており、さらには屋内測位モジュールも搭載されている。そのため大型建築物の内部で、衛星信号が遮断された状況でも、システムは、腕時計の精確な位置情報を取得し、衛星測位の死角ゾーンを効果的に補うことが可能で、10メートル以内の精度で位置の測定を行うことができる。また、我々は、水域が多いという南沙区の状況と結び付け、システム上に水辺に近づいた場合の警報機能を開発したことで、両親にリアルタイムで注意を促すことができるようになった」と説明する。

現在までに、このスマートウォッチは、南沙区にある60校以上の小学校に通う約1万7千人の児童に対して無料で配布されており、7月12日の時点で、8千以上のユーザーが登録認証を済ませ、オンラインで利用可能となっている。

スマートウォッチは配布を希望する児童と保護者が申し込む形式が用いられており、今回の試行対象となったユーザーは、各個人の実名情報を工業情報化部と公安部の実名登録システムにアップロードし、認証・照合・確認が進められ、個人情報に関する安全性は厳格に保障される。

〇高齢者向けスマートブレスレットも近く配布

児童にスマートウォッチを配布し、安全な学校サービスを提供することは、「南沙新区北斗都市応用モデル工程プロジェクト」のサブプロジェクトの一つだ。

このプロジェクトは、中国衛星ナビゲーションシステム管理弁公室が2018年10月に認可・施行した国家十大モデルプロジェクト。現在、プロジェクトのシステムプラットフォームがすでに正式に運用されており、スマートウォッチやスマートブレスレットなどウェアブル端末の量産・配布が進められている。今後は、サブプロジェクト「スマート高齢者事業」のひとつとして、高齢者向けスマートブレスレットの配布作業を展開する予定という。(編集KM)
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