2019年7月9日、ドラマ「がんばれ！グムスン」や映画「映画は映画だ」で日本でも人気を博した韓国俳優のカン・ジファンが性的暴行の疑いで緊急逮捕された。

KBSなど複数の韓国メディアによると、カン・ジファンは9日午後10時50分ごろ、ソウル郊外の京畿道広州市にある自宅で緊急逮捕された。

カン・ジファンは9日に所属事務所の女性職員2人と自宅で酒を飲んだ後、女性らが寝ている部屋に入り1人に性的暴行を加え、もう1人にわいせつな行為をした疑いが持たれている。同日午後9時40分ごろに女性の1人が知人にスマートフォンでメッセージを送り、通報を要請した。その後駆け付けた警察が女性らから話を聞き、カン・ジファンを逮捕したという。

警察の調べに対しカン・ジファンは「酒に酔っていて覚えていない」と述べたが、逮捕時は泥酔状態ではなかったという。

このニュースに韓国のネットユーザーからは「本当なら大問題だ」「イメージのいい俳優だったから残念」「また芸能界で性的暴行事件が…」など驚きや落胆の声が上がっている。

一方で「何かおかしい。知人に頼めるなら本人が通報できたはず」「1人暮らしの男性の家で酒を飲んで泊まる？ただの友人の関係とは思えないけど」「いくら親しくても職場の同僚の男性のうちに泊まったりしない」「1人が被害に遭っている時、もう1人は何をしていたの？」「芸能人による性的暴行事件も増えているけど、逆にそれを利用してお金を得ようとする女性もいる。もう少し状況を見守ってみよう」など、「被害者はカン・ジファンの方では？」と疑う声も数多く寄せられている。（翻訳・編集/堂本）