<中国人観光客が見た日本>ガイド直伝!着物を着た女性が中国人なのか日本人なのかを見分ける方法

Record China    2019年7月6日(土) 13時10分

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5日、中国のネット上にゴールデンウイーク期間中に日本旅行に訪れた中国人観光客による旅日記が掲載された。写真は作者提供。

中国のネット上に、ゴールデンウイーク期間中に日本旅行に訪れた中国人観光客による旅日記が掲載された。以下はその概要。

今日は日本のゴールデンウイークの初日だ。ゴールデンウイークは日本にもあり、しかも日本の新天皇が即位する今年は10日間もある…。そのため、その後の数日間は、どこの観光地も人だらけで、道路は渋滞しており、ガイドや運転手はひたすら中国人旅行客に謝り続けていた。

そんな中、西安から来た旅行客が慰めるように「まだましだろう。見ろ、一応進んでいるじゃないか。完全に止まってはいない」と言った。ガイドや運転手は中国式の渋滞を体験したことがないのだろう。中国での渋滞は、乗客がバドミントンをしたり、マージャンをしたりすることもある。それと比べれば、日本の渋滞などかわいいものだ。

渋滞から見る道路でも収穫はあった。日本の高速のサービスエリアはとても人間本位で、各種の小さなスーパーやコンビニ、ラーメン店、B級グルメ店が一緒になっていて、何でもそろっている。最初はとても高くて買えないのではないかと思ったが、日本人は争うように買っている。金持ちだから気ままに買うのかと思ったが、ガイドに聞いてみて初めて分かった。日本のサービスエリアの物は安いのだ。中国のように長距離旅行前に食べ物を準備していく必要はない。これこそ人民のためのサービスというものだ。

トイレも豪華で、体の不自由な人用のトイレにはベッドもあり、子ども用は小さくてかわいく、授乳室には何でもそろっている。トイレの中に入ると大きなスクリーンがある。どの個室が空いているかが分かるようになっていて、まっすぐ目標地点に向かえる。そして異臭は少しもしない。

観光地に到着すると、ちょうど着物を着た日本の若い女性が2人いたので、私たち団体は一緒に写真を撮るために行列を作った。一人ずつ一緒に写真を撮ったが、2人の日本人女性は変わらぬ笑顔で迎えてくれる。なんてかわいいんだ。

日本で面白いと思った現象が、女子学生のスカートの長さで中学生か高校生かを判断できるということ。膝下は中学生で短いと高校生だ。ガイドが教えてくれた、着物を着た女性が中国人なのか日本人なのかを見分ける方法は、「歩幅が小さくゆったりと歩くのが日本人で、歩幅が大きくがに股で歩くのが中国人」だった。

朝、出発時にあることに気が付いた。ホテルフロントの従業員が、私たちが車に乗るまでずっと外にいて、バスが動き始める時に両手を高く上げて私たちに向かって手を振って別れを告げていることだ。これには心が温かくなった。彼らは毎日どれだけの客をこのように迎え、そして送っているのだろう。それでも一人一人に対して全力で親切さを伝えているのだ。

その後、帰りの時にもう1日このホテルに泊まったが、ロビーで花を見ていたら、私がレストランは何階なのかと探していると勘違いした従業員が、つたない中国語で私に話しかけてきた。ん???唖然としている私の様子を見て、この従業員は自分の発音を意識したようだ。そして私に簡単な中国語を教えてくれるよう頼んできた。とても礼儀正しく、このやり取りは心地よかった。

帰国の日、私は早く目が覚めた。日本は東に位置するので明るくなるのも早い。近くを散歩してみた。セブンイレブンとスーパーを見て回り、お菓子を買って硬貨を使い切った。地元に人がよく行くスーパーでは新鮮な花がとても安く売っていて、カゴに一束入っているのを見かけた。特に言っておきたいのが、抹茶シュークリームが超おいしいということ。スーツケースに入れて北京まで持って帰ったが、ぐちゃぐちゃになっていたとはいえ、そのおいしさには全く影響はなかった。(翻訳・編集/山中)

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