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次期EUトップは中国に友好的でない?―独メディア

配信日時:2019年7月5日(金) 6時40分
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2019年7月3日、ドイツの国際放送局ドイチェ・ヴェレの中国語版ウェブサイトは、次期EUトップの欧州委員長候補の指名を受けたドイツのフォンデアライエン国防相が、中国に対して「友好的ではない」との見方が中国国内で広がっていると報じた。

記事は、2日に開かれたEU首脳会議で、ユンケル委員長の後任候補としてフォンデアライエン氏が指名されたと紹介。ドイツ初の女性国防相として注目された同氏が欧州委員長候補となったことで再び大きな注目が集まるとともに、中国政府関係者からは「彼女は中国に対して非友好的だ」と憂慮の声が出ていると伝えた。

そして、中国が憂慮を示す理由が、主に今年1月に同氏がドイツメディアから受けたインタビューでの発言から来ていると紹介。このインタビューの中で同氏が「中国は21世紀に中心的な役割を果たすだろう。それゆえ、われわれは経済、貿易、安全保障政策の面で中国への注視を強化しなければならない」と語ったとしている。

同氏はさらに中国について「他人と利益を共有することを望まず、自らの利益が制約を受けるのを嫌う」「静かに、一歩一歩自らの実力を拡大させている」「中国のやり方は、他国を経済的に依存させることで支持を取り付ける」と評した。

また、「自らと異なる見解を持つ人物や体制批判者に圧力をかけ、国民に対して全方位的なデジタル監視をしている」と批判するとともに、「この全面的な管理に対し、人びとは早晩反抗することだろう」と発言。さらに「安全と自由との良好な平衡点を見つけ、個人の権利が保障されなければならない」など、チベットやウイグルなどの民族問題を念頭に置いたコメントもあったという。

同氏はこのほか、かつてのドイツを例に挙げ「中国は勢力拡大を狙った権力外交の結末を意識すべき」と注意を喚起した。(翻訳・編集/川尻
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