習近平国家主席は28日、G20大阪サミットで、「中国はまもなく『外資市場参入ネガティブリスト（2019年版）』を発表する。農業、採鉱業、製造業、サービス業分野における市場開放を更に拡大する予定である」と示しました。

　習主席はまた、「我々は自主的に関税を一層引き下げ、非関税貿易の障壁を取り除くように努め、輸入プロセスにおける制度的コストを大幅に削減する。さらに商環境の改善に引き続き取り組んでいき、2020年1月1日に発効する『外商投資法』に著作権侵害懲罰・賠償制度を採り入れて、法的保護を強化することで、知的財産権保護レベルの向上に繋げたい」と表しました。

　さらに、「ネガティブリスト以外の制限を全面的に撤廃する。中国市場へ参入後、中国内で登録した各企業を平等に扱う」と強調した上で、「中国とヨーロッパの投資協定および中日韓自由貿易協定の交渉プロセスを加速させる」と述べました。（提供/CRI）