中国ドラマ「千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~」、韓流アイドルきっての演技派ビクトリアに聞いた

配信日時:2019年7月3日(水) 21時20分
ドラマ「千年のシンデレラ」、韓流きっての演技派ビクトリアに聞いた
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中国ファンタジー・ラブロマンス「千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~」のDVDリリースを記念して、仕事に不器用ながらも一生懸命な等身大女性ピピを熱演したビクトリアがインタビューに答えた。
「ハイロイン~上瘾~」のホアン・ジンユー(黄景瑜)と、大人気K-POPアイドルf(x)のビクトリア(宋茜)が共演した中国ファンタジー・ラブロマンス「千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~」のDVDリリースを記念して、仕事に不器用ながらも一生懸命な等身大女性ピピを熱演したビクトリアがインタビューに答えた。

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見かけは人間だが、実は狐族の血を引く異星人ホーラン(ホアン・ジンユー)は、1000年前に人間の女性に恋をして、彼女が生まれ変わる度に捜し出し永遠の愛を捧げていた。しかし、現代で出会った彼女の生まれ変わり、ピピにはこれまでと同じアプローチが全く効かず…。本作は、幻想文学の傑作「聊斎志異(りょうさいしい)」の伝説から着想を得たという、千年の時を超えて繰り広げられる異星人男子と人間女子のドラマチックで切ない恋を描く。

ウェブドラマとしては異例の23億円もの製作費を投じ、全編タイでロケ撮影を敢行した本作。監督は、韓国映画『怪しい彼女』のリメイク作『20歳よ、もう一度』を手掛けた名監督レスト・チェンと、台湾エミー賞(金鐘奨)常連監督「愛情合約~Love Contract~」シュー・ジャオレンの強力タッグ。非日常的な風景を違和感なく魅せる、細部までこだわり抜いた演出が映画のようなハイクオリティーと話題になった。

ピピを演じたビクトリアは、国劇盛典新人女優賞を受賞した経歴を持ち、役者としてもまさに躍進中の演技派アイドルだ。

■「千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~」に出演を決めた理由を教えてください。
「とにかくストーリーに惹き込まれたからです。ピピという役がとてもかわいいと思いました。それに、レスト・チェンさんは大好きな監督さんで、以前から一緒にお仕事がしたいと思っていたので、その機会が訪れてすぐに引き受けることにしました。」

■人気ウェブ小説が原作ですが、実写化にプレッシャーはありましたか?また、狐族の異星人男性ホーランが地球で恋した初恋相手ピピを演じるにあたり、撮影前に準備したことはありますか?
「プレッシャーはもちろんありました。ただ、実写化にというよりも、ピピという役に対してですね。ピピは夢があるけれど実現できなくて、恋愛もうまく行かず、周囲に誤解されやすい感じのキャラクターですので、演じる時はできるだけ皆さんに愛され、共感され、彼女の心情を理解していただけるように心がけました。しかし、個性が強いキャラクターではないので、表現するのにいろいろと苦労しました。
実は出演決定が急だったので、撮影に入る前に準備する時間があまりありませんでした。でも、どうしてもこの機会を逃したくなくて、すでに決まった仕事のスケジュールを後ろにずらして、タイでの撮影に出発しました。撮影現場に入って、初めて監督さんと役作りについてゆっくりお話することができました。」

■監督のこだわりですべての撮影をタイで行った本作ですが、海外での撮影で大変だったことを聞かせてください。
「大変だったのは天気ですね。タイは蒸し暑くて、毎日肌がベタベタしていました。ほかには特に問題はありませんでした。むしろ海外ではすぐ役に入り込むことができました。なぜなら、自分が慣れ親しんだ環境から離れて、見知らぬ場所に来て、ここがピピがいる世界なんだと思えてくるからです。そのため、海外での撮影はけっこううれしかったです。」

■監督はロマンチックなシーンにもこだわりが強かったと伺いました。キスシーンは何度も撮り直したようですが、具体的にどのような要求があったのでしょうか?
「監督は撮影前にこのシーンではどういう感じが欲しいかを教えてくれました。また、リハーサルしていく中で、新たなアドバイスをくれました。例えば、こうしたらもっと面白くなるよとか。」

■ピピとホーランのロマンスの中で、特に印象的なシーンや、心に響いたセリフがあれば教えてください。
「印象的なシーンとセリフはとても多いですね。例を挙げると、ジアリンに二股をかけられたと分かったシーンでは、いっぱい泣いて、ひどくふさぎ込みました。撮影する前に監督と話し合いましたが、このシーンに至るまでの登場人物たちの過去、ピピとジアリンとの愛情、ピピと親友との友情がパッと理解できました。そして、二人が付き合っていると分かって、自分が今までだまされていたという感情が自然と湧き出てきました。」

■恋人の正体が異星人だったピピですが、実際にビクトリアさんが身近な人から人間ではないと告げられたら、信じてあげられると思いますか?
「たぶん頭がぼーっとしてしまうでしょうね。」

■本作が世間の支持を集めた理由のひとつに、すべての登場人物が魅力的だったことが挙げられると思います。中でも、恋する女性たちの葛藤や悩み、選択には感情移入するものばかりでしたが、ビクトリアさんが特に共感したキャラクターはいますか?
「やはりピピですね。」

■撮影現場でのムードメーカーはどなたでしたか?撮影の合間の楽しかった思い出などあれば教えてください。
「撮影現場の雰囲気は良かったです。タイでの撮影だったので、現場ではタイ語を話す人もいれば、中国語を話す人、さらに間で通訳をする人もいてとても面白かったです。ある言葉が何人をも経て伝わってきて、やっと意味がわかるということもありました。また海外での撮影は雰囲気があって、バス停や観覧車などの場所も格別に美しいと感じました。」

■ビクトリアさんが時代劇シーンで披露した古装やパーティー用のドレス姿がとても美しいと話題になりましたね。様々な服を身に付けた本作で、ピピならではのファッションポイントがあれば教えてください。
「ピピはごく平凡な女の子で、彼女のファッションのほとんどはデニムとTシャツといった、今の一般的な女の子が着るカジュアルな服です。たまにドレスも着ますが、特別にゴージャスな感じではなく、彼女に合うシンプルなデザインです。監督はナチュラルな感じが好きで、俳優が髪の毛を染めるのも、複雑なデザインも、あまり好みませんでした。自然でシンプルなものが良いみたいですね。今回の作品では、さまざまな時代があって、それぞれの時代の衣装を着ることができて満足です。」

■本作は、雑誌やウェブを始め、空港などにも広告が掲載されるなど一大ブームを巻き起こしました。たくさんの芸能人がSNSでコメントも残していましたが、ドラマの人気を直に感じた出来事はありましたか?
「周りの人々がこのドラマを話題にしていました。さらに、友達から“ピピはなんでこうなの?”とメッセージが来たりして、“みんな観ているのね!”“ドラマを気に入ってくれている”と実感しました。また、消極的なピピがかえってかわいいという意見もいただいて、本当にうれしかったです。」

■日本ではタイトルが「千年のシンデレラ」と名付けられたように、冴えない日常が出会いによって一変したピピの人生は、まさに世界中の女性が憧れるシンデレラストーリーでした。そんなピピの人生を生きて学んだことや、心境の変化などがあれば教えてください。
「このドラマはまさにピピの成長過程を描いています。臆病で弱気な彼女が恋愛と仕事で挫折を経験した後、恋愛においてはホーランが異星人である事実を受け入れ、彼と友達になるように試み、仕事においては挑戦や努力をするようになった。これらは彼女の成長過程です。そんなピピの人生から、何事もできるかできないかは一旦脇に置いておいて、まず自分に自信を持って一歩を踏み出すことの大事さを学びました。」

■映画やドラマに関して、今後ビクトリアさんが演じてみたい役柄や、挑戦したいジャンルはありますか?
「たくさんあります。違うジャンルや題材の作品を演じてみたいですし、違う職業も体験してみたいです。悪役にも挑戦してみたいですね。腹黒い役とか。」

■お休みの日はどのように過ごされることが多いですか?
「休みという休みは本当に今まで過ごしたことがありませんでした。海外に行っても仕事です。仕事が入っていない1日や2日ぐらいの休みでしたら、できるだけ家にいてリラックスします。でなければ、自分へのご褒美においしいものを食べに行きます。」

■来日されたことがあると思いますが、日本に対する印象や思い出をお聞かせください。
「日本には何度も行ったことがあります。ただ、全部仕事ですので、基本的に空港⇒ホテル⇒コンサート会場というルートでした。旅行で日本に来たことはありませんでしたが、日本の食文化がとても印象的です。日本の食べ物はどれもおいしくて、手が込んでいて、アイデアも斬新で、しかもヘルシーですから。」

■最後に、「千年のシンデレラ~Love in the Moonlight~」を楽しみにしているファンの方々へメッセージをお願いします。
「私が演じたピピという役を気に入っていただけたら、私にとって最大の光栄です。これから演じる役も作品も皆さんに愛されるように頑張ります。」

ビクトリア【f(x)】
1987 年生まれ、山東省青島市出身。09 年に韓国K-POP グループf(x)として歌手デビュー後、映画『もっと猟奇的な彼女』(16)『シティ・オブ・ロック』(17)など多くの作品で多彩に活躍。人並み外れた美貌を誇る演技派アイドル。(編集/藤井)
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