三井物産とスターゼンが畜水産物事業で深センに合弁会社設立へ、その他

Record China    2019年6月21日(金) 9時30分

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三井物産とスターゼンは、中国現地パートナーの拓源国際貿易(深セン)と共に、食肉や水産物を扱う合弁会社を広東省深セン市に設立することで合意した。写真は中国国内での食肉売り場の光景。

三井物産とスターゼンが畜水産物事業で深センに合弁会社設立 / アキレス中国子会社の出資払い込みが完了、自動車・鉄道車両・航空機用内装材の製造販売へ / イントランスが宿泊施設などインバウンドソリューションで上海法人開設へ

●三井物産とスターゼンが畜水産物事業で深センに合弁会社設立へ

三井物産とスターゼンは、中国現地パートナーの拓源国際貿易(深セン)と共に、食肉や水産物を扱う合弁会社を広東省深セン市に設立することで合意した。スターゼンが2019年6月20日付で発表した。中国は世界有数の食肉輸入国であり、国内生産による供給には限界があるため今後も輸入食肉の需要が伸びていくことが見込まれるという。

資本金は3000万元(約5億円)で、出資比率は三井物産が55%、スターゼンが25%、拓源国際貿易が20%。三井物産は経営基盤の構築整備、事業運営全般、グローバルネットワークを活用した情報提供、産地と消費地間での需給調整機能の提供、スターゼンは既存の海外調達網を生かした供給先の安定確保、食肉流通事業に関する知見、技術、品質管理ノウハウの提供、日系企業とのネットワークを生かした販路拡大、拓源国際貿易は中国国内の強固な顧客基盤や人的ネットワーク、中国畜水産物市場に関する知見提供を行う。

三井物産とスターゼンは2010年の業務提携、16年の資本業務提携を経て、国内外での食肉事業の共同展開を促進してきた。新合弁会社の名称は三創商貿(深セン)で、9月の運営開始を予定する。

●アキレス中国子会社の出資払い込みが完了、自動車・鉄道車両・航空機用内装材の製造販売へ

アキレスは20日、中国で設立を目指していた子会社の設立手続きと設立資本金の払い込みが完了したと発表した。

商号は阿基里斯(佛山)新型材料有限公司で所在地は広東省仏山市。資本金はアキレスの100%出資で、設立時が1億5000万元(23億7000万)。設備投資の進展に合わせ段階的に増資を実施し2020年9月までには資本金を3億元にする計画。

●イントランスが上海現地法人を設立、宿泊施設などインバウンドソリューションを中国人に提供

イントランスは20日、上海現地法人の設立を決めたと発表した。

同社は不動産開発・再生事業を柱に、新たな事業領域としてインバウンドをターゲットに差別化された宿泊施設等の取得・開発を行う事業戦略を展開している。上海現地法人は、中国人顧客に宿泊施設などのインバウンドソリューションを提供する。

資本金は50万ドル(約5380万円)で、イントランスの100%出資。7月の設立、8月の営業開始を予定する。(翻訳・編集/如月隼人

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