中国人妊婦が高さ34メートルの崖から転落、「事故」ではなく突き落とされていた! 犯人はなんと…―タイ

Record China    2019年6月19日(水) 15時30分

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中国メディアの環球網は19日、タイで発生した中国人妊婦の転落事故に急展開があったと報じた。写真はタイ。

中国メディアの環球網は19日、タイで発生した中国人妊婦の転落事故に急展開があったと報じた。

報道によると、今月9日に妊娠3カ月の中国人女性が、ウボンラーチャターニー県の国立公園内で高さ34メートルの崖から転落して倒れているのを現地の観光客が発見した。女性は大腿(だいたい)骨や鎖骨など複数カ所を骨折したが、木がクッションになったことなどで奇跡的に一命をとりとめ、胎児も無事だった。

女性は当初、警察に対して「めまいがして崖から落ちた」と話していたが、その後の調べで中国人の夫が突き落として殺害しようとしたと告白。夫は入院中の女性を「しゃべったら殺す」などと脅していたという。夫は17日に女性の見舞いに訪れたところを現地警察に逮捕された。

夫婦は江蘇省出身で、タイで3年間生活していた。夫の実家には多額の借金があったが、比較的裕福な家庭で育った妻が借金を肩代わりすることに難色を示していた。夫は妻を殺害すれば巨額の財産が手に入ると考え、犯行に及んだと見られている。

この事件について、中国のネットユーザーからは、「まるでドラマ。怖すぎる」「妊婦を手にかけようとするなんて、それでも人間か!?」「鋭い観察力で女性を助けてくれたタイの警察に感謝」といった声や、過去にもタイで中国人の男が保険金目的で妻を殺害する事件があったことから「最近、タイが物騒だ」「なぜみんなタイに行って殺人を犯すんだ?」「夫に『タイに行こう』と言われたら要注意」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田

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