日本経済は20年以上も停滞しているのに、なぜまだ先進国なのか―中国メディア

Record China    2019年6月19日(水) 8時50分

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17日、中国メディアの網易財経に「日本経済は20年以上も停滞しているのに、なぜまだ先進国と呼ばれるのか」とする記事が掲載された。資料写真。

2019年6月17日、中国メディアの網易財経に「日本経済は20年以上も停滞しているのに、なぜまだ先進国と呼ばれるのか」とする記事が掲載された。以下はその概要。

日本経済は過去20年余り停滞が続いている。この認識は、日本国内においても、また国際的な基準に照らしてみても共通のものだ。一方で、「なぜ日本の国内総生産(GDP)は長い間成長していないにもかかわらず、これほどまでに発展し、衰退が見られないのか」と不思議がる声もあるが、それはいくつかの概念と論理に対する理解不足からくるものだろう。

20~30年前の日本の経済水準はどれほど高かったのか。1995年当時の国際基準では、1人当たりGDPが8000ドルに達すれば先進国とされた。当時の台湾や韓国は1人当たりGDPが1万ドルに達したばかりで「新興エコノミー」または「初級先進エコノミー」などと呼ばれたが、日本は驚くべきことに4万3000ドルに達していた。そこにはバブルの要素も含まれているとはいえ、知っておかなければならないのは、当時の米国は3万ドルに満たず、2万8800ドルだったということだ。

日本の生産力は20年前は相当に高く、その水準は長期間続いた。生み出された富の多くが蓄積保存され、これが日本社会が長い間裕福だった理由でもある。

日本はその後、長期的な経済停滞を経験し、現在の1人当たりGDPは4万ドルに満たないが、これは依然として高い水準だ。現在の国際社会における先進国の認識は、1人当たりGDPが2万ドル以上だ。(翻訳・編集/柳川)

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