映画「中国機長」の中国風ポスター 壁画と刺繍の間を飛行機が飛翔

人民網日本語版    2019年6月18日(火) 15時0分

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今年9月30日公開予定の映画「中国機長(THE CHINESE PILOT)」の4バージョンからなる中国風ポスターがこのほど公開された。

今年9月30日公開予定の映画「中国機長(THE CHINESE PILOT)」の4バージョンからなる中国風ポスターがこのほど公開された。ポスターは四川航空3U8633便が4つの異なる中国的要素の中を旋回し飛翔するデザインで、刺繍の祥雲の中を飛び回るバージョン、水墨画で描かれた天真爛漫なパンダと空で出会うバージョン、しなやかで美しい敦煌の飛天と共に舞うバージョン、染付で描かれた山水画の中に無事着陸するバージョンがある。 国際在線が伝えた。

映画「中国機長」は、2018年5月14日に起きた四川航空3U8633便が窓ガラス破損事故に見舞われながらも無事緊急着陸した実際の出来事をもとにした作品。この便のクルーたちが乗務に当たっていた際、高度1万メートルの上空で突然コックピットの防風ガラスが割れ落ち、操縦席の圧力が急激に低下し、副操縦士が機外に危うく吸い出されそうになるという極めてまれに見る危険な状況が発生し、生きるか死ぬかの瀬戸際に追い込まれた。しかし英雄的なクルーたちの正確な措置により、機内にいた乗客乗員全員の生命の安全を確保し、世界の民間航空史上に残る奇跡を成し遂げた。2018年9月30日、習近平総書記は人民大会堂で英雄的な行為を成し遂げたクルー全員と面会し、「危急存亡の時に見せた冷静沈着で勇敢な精神は、普段から培われた皆さんの強い責任感と真面目な勤務態度、すばらしい専門スキルによるものだ」と高く評価した。

このポスターが発表されるとたちまち各方面から賞賛が相次ぎ、「中国らしさ満点。これぞまさに『中国機長』だ!」と絶賛するネットユーザーもいた。これについて劉偉強監督は、映画は手に汗握る展開だがポスターは「柔よく剛を制す」だとし、「英雄的なクルーたちのように、危機に直面した時に冷静さを保ち、それから全力で危機を乗り越えることこそが中国の英雄が示す精神であり、私がこの映画で最も観客に語りかけたかったことでもある」と述べている。(編集AK)

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