習主席「対抗ではなく対話を、同盟でなくパートナーに」

CRI online    2019年6月15日(土) 18時40分

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 習近平国家主席は現地時間15日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで開かれた第5回アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)サミットで基調演説を行い、「アジア諸国は、共同・総合・協力・持続可能な新たな安全保障観を実施していくべきだ。各側が対抗ではなく対話を行い、同盟関係ではなくパー...

 習近平国家主席は現地時間15日、タジキスタンの首都ドゥシャンベで開かれた第5回アジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)サミットで基調演説を行い、「アジア諸国は、共同・総合・協力・持続可能な新たな安全保障観を実施していくべきだ。各側が対抗ではなく対話を行い、同盟関係ではなくパートナー関係を結ぶことを堅持し、各種の従来型あるいは新型の安全保障問題に適切に対応すべきだ。とりわけ、あらゆる形のテロリズムへの取締りを着実に行うべきである。各側は、ゼロサムゲームや保護主義を捨て、政治における相互信頼を増やし、戦略的共通認識をより拡大させるべきだ」と強調しました。

 習主席はまた、発展に関する問題を解決することの重要性に触れ、各側が貿易と投資の自由化と利便化を共に推し進めるよう呼びかけるとともに、『区域全面的経済パートナー関係協定』などの区域一体化に関する文書への早期調印に期待を示しました。さらに、第2回「一帯一路」国際協力サミットフォーラムで達した共通認識を着実に実施し、全方位の相互連結を促進し、各国のハイクオリティな経済発展の推進を促したいと示しました。

 習主席はさらに、「中国は各側が『一帯一路』国際協力プラットフォームをより良く活用し、共同発展にさらなる力強い発展の動力を注ぎ込むことを期待している。中国は今年、第2回国際輸入博覧会を行う予定だ。各側の中国市場への参入利便化のため、条件作りに努めていきたい」と話しました。(提供/CRI

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