台湾分離なら戦争も辞さずと中国国防相―中国メディア

Record China    2019年6月3日(月) 17時50分

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2日、看看新聞は、中国の魏鳳和国務委員兼国防相が、台湾分離なら戦争も辞さないと語ったことを伝えた。資料写真。

2019年6月2日、看看新聞は、中国の魏鳳和(ウェイ・フォンホー)国務委員兼国防相が2日、シンガポールで行われたシャングリラ会合(アジア安全保障会議)で演説し、台湾独立を図れば「一戦交えることも辞さない」と表明したことを伝えた。

記事によると、魏国防相は台湾問題について「中国の主権と領土」に関わる問題であり、「世界のどの国も自国の分離を容認しない」と強調。昨年、米国を訪問した際に米国の友人が、「リンカーンが米国史上最も偉大な大統領となったのは、南北戦争に勝利し、米国の分裂を防いだからだ」と語ったことを紹介し、「米国の統一が不可欠であったのと同じように、中国の統一も不可欠だ。中国は統一しなければならないし、統一は不可避だ。統一しない道理がどこにあるだろうか?」と主張した。

さらに魏国防相は、「台湾を中国から分離させようとするなら、中国軍は一戦交えることも辞さず、一切の犠牲を払って戦い、祖国統一を擁護するという選択肢しかない」と語った。

そして、「民進党当局と干渉する外部勢力に対して言っておく。一つ目は、中国を分裂させようとする企みは成功しないということ。二つ目は、台湾問題に口を挟む者は必ず失敗するということ。三つ目は、中国軍の決意を侮ることは極めて危険であるということだ」と強調。「われわれは最大の誠意と努力で平和統一という将来を実現することを願っているが、武器の使用放棄を約束することは決してしない。国家統一を擁護することは軍隊の神聖な任務だ。中国人民解放軍が祖国統一を擁護できないのなら、解放軍はほかに何をするというのか?」と語った。(翻訳・編集/山中)

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