摩擦のエスカレートは世界貿易と米経済に暗雲=米元閣僚

CRI online    2019年5月22日(水) 21時30分

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 米国のジェイコブ・ジョセフ・ルー元財務長官とドナルド・ルイス・コーン元FRB(連邦準備制度理事会)副議長は先頃、ニューヨークで、「米が一方的に経済・貿易摩擦をエスカレートさせていることに懸念を覚える。こうしたやり方は破壊的な波及効果をもたらし、世界のサプライチェーンを脅かし、米...

 米国のジェイコブ・ジョセフ・ルー元財務長官とドナルド・ルイス・コーン元FRB(連邦準備制度理事会)副議長は先頃、ニューヨークで、「米が一方的に経済・貿易摩擦をエスカレートさせていることに懸念を覚える。こうしたやり方は破壊的な波及効果をもたらし、世界のサプライチェーンを脅かし、米経済の見通しにも影を落とすだろう」との考えを示しました。

 ルー元財務長官は、このほど行われた米国経済の見通しに関するシンポジウムで、「貿易係争が全面的に勃発することになれば、グローバル・サプライチェーンの分断を始め、思いもよらない予測不可能な波及効果に備えておかなければならない」と指摘、更に、「貿易戦争の影響は地政学リスクにも及ぶことになり、これにより引き起こされる不確実性も米経済の好転に不利になるだろう」と述べました。

 同シンポジウムに出席したコーン元FRB副議長も、「中米の経済・貿易摩擦が長引いたことで、米株価市場が真っ先にその影響を受けている。将来、米とEU(提供/CRI

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