韓国で整形手術受け失明、中国人女性が起こした訴訟で判決―中国メディア

Record China    2019年5月22日(水) 20時0分

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手術中のミスが原因で失明したとして、中国人女性が韓国の病院の医師を相手に起こした訴訟で、ソウル中央地裁はこのほど、医師に約550万円の支払いを命じる判決を出した。資料写真。

手術中のミスが原因で失明したとして、中国人女性が15億ウォン(約1億4000万円)の損害賠償を求め韓国の病院の医師を相手に起こした訴訟で、ソウル中央地裁はこのほど、医師に5900万ウォン(約550万円)の支払いを命じる判決を出した。海外網が21日付で伝えた。

女性が訴訟を起こしたのは6年前のことだった。女性は2013年10月、観光客として現地を訪れ、ソウルの江南にある皮膚科で目の下や鼻、額などに充填(じゅうてん)物を入れる手術を受けた。しかし、手術中に左目が見えなくなるという異常が発生。医師は手術を中断し、女性に処置を施した上で別の病院に搬送したが、1週間入院した女性は最終的に左目の失明が確認された。

判決は、手術に伴う副作用の予防という面で病院側の不注意を認めており、「医師は充填物を誤って目の周囲の血管に注入し、血管を壊死(えし)させた」との判断を示した。ただ、手術の性質や医師がすぐに女性を病院に搬送したことなどを考慮し、医師が負うべき責任は80%とした。(翻訳・編集/野谷

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