中国高速鉄道、その発展の裏に努力と強い意志―中国メディア

Record China    2019年5月18日(土) 7時40分

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16日、中国青年網は、中国建国70周年に際して中国高速鉄道の発展を振り返る文章を掲載した。写真は高速鉄道。

2019年5月16日、中国青年網は、中国建国70周年に際して、中国高速鉄道の発展を振り返る文章を掲載した。以下はその概要。

中国高速鉄道は2008年から現在に至るまでに、すでに延べ100億人を超える人を輸送してきた。この数字は、中国高速鉄道が国民にとって必要なものであることを裏付けている。そして、数字の背後には鉄道関係者の努力と強い意志があった。

2004~05年、中国はカナダ、日本、フランス、ドイツから相次いで技術を取り込み、高速鉄道列車を設計、生産した。08年には和諧号が北京・天津・河北を結ぶ都市間鉄道で運転を開始した。高速鉄道の出現により、中国の鉄道は大幅なスピードアップを実現したが、当時はまだ他国の技術を引用した生産技術であり、終始、他者による制約を受け、他国に追随する状況に甘んじていた。

そして17年9月21日、中国が完全な知的財産権を持つ高速鉄道列車「復興号」が北京と上海を結ぶ路線で時速350キロの営業運転を開始。これにより中国の高速鉄道はこれまでの状況を打破し、新天地へと駆け出した。また、洗練された技術により、世界各地の高速鉄道の発展にも中国高速鉄道の技術と人材が寄与するようになった。

また、中国高速鉄道は快適性やサービスの質も絶えず高めてきた。顔認証、ネット上での食事注文、Wi-Fi、車内充電といったサービスが次々と打ち出され、高速鉄道により移動時間短縮が実現するとともに、旅客の疲労も軽減されるようになった。

将来の中国はますます多くの発展のチャンスを得ると同時に、多くの試練にも直面することだろう。中国経済の大動脈たる中国高速鉄道が担う責任は重いが、積極的に呼応していくはずだ。そしてまた、世界に対してもしかるべき風格を見せることだろう。(翻訳・編集/川尻

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