日本でノリが大不作、中国や韓国からの輸入増=中国ネット「これはビジネスチャンス」「世界の終わりを感じる」

Record China    2019年5月15日(水) 9時50分

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13日、網易財経は、央視財経の報道を引用し、日本でノリが不作になったため、中国にチャンスが訪れるかもしれないと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2019年5月13日、網易財経は、央視財経の報道を引用し、日本でノリが不作になったため、中国にチャンスが訪れるかもしれないと伝えた。

海苔増殖振興会は、「家庭消費とすし屋、コンビニで販売されているおにぎりに使われているノリの消費動向からすると、年間消費量は85億枚と見られる」としている。記事はこれを紹介した上で、「近年では気候温暖化によりノリの生産量は減少し続けており、今年はこの半世紀近くで最も深刻な大不作。需要に対する不足量は3割近くに達する見込みだ」と紹介。「不作に加えて同業者の間での競争も激しくなっており、原材料の仕入れ価格が数年前と比べて4割近く上昇している」と説明した。

その上で「日本は長年、自国の農産品保護のためノリの輸入には厳格な割当数制限をしているが、ノリの不作の深刻化により、韓国や中国からの輸入を増やしている」と伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーからは「これはビジネスチャンスだな」「それで、どの会社の株を買えばいいのですか?」などと、ひともうけしようというコメントが寄せられた。

また、「同じ気温帯なんだから中国だって減産しているだろう」との意見もあったが、「でも需要が違う」「中国人は日本人ほどノリが好きではないから」などと指摘するコメントもあった。

他には、「温暖化がもたらすマイナスの影響はこれから増えると思う」「こういう小さなニュースから世界の終わりを感じる」など、不安に感じたというユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

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