中国で封殺状態の男性歌手を支持、日本でもデビューのシャーリー・クアン、中国版ツイッター閉鎖を宣言

Record China    2019年5月13日(月) 18時0分

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11日、かつて日本でもアルバムをリリースした香港の女性歌手シャーリー・クアンが、中国で封殺状態にある男性歌手とデュエットしていることを中国のネットユーザーから批判され、中国版ツイッターのアカウント閉鎖を宣言した。写真はシャーリー・クアン。

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2019年5月11日、かつて日本でもアルバムをリリースした香港の女性歌手シャーリー・クアン(關淑怡)が、中国で封殺状態にある男性歌手とデュエットしていることを中国のネットユーザーから批判され、中国版ツイッターのアカウント閉鎖を宣言した。

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香港ViuTVの新ドラマ「婚内情」の主題歌「快楽到死」を、男性歌手アンソニー・ウォン(黄耀明)とデュエットしているシャーリー・クアンは今月7日、楽曲のMVを中国版ツイッターに投稿。しかし、中国のネットユーザーから批判を浴びたことで、まずはコメント欄を閉鎖し、続いて10日にはアカウント閉鎖を宣言した。

アンソニー・ウォンは2014年に香港で起こった「雨傘革命」こと民主化要求運動を支持したことで、“香港独立支持派”の1人とされて中国で封殺対象に。先月には音楽アプリ「QQ音楽」や「Apple Music(中国)」から、アンソニー・ウォンのユニット・達明一派の楽曲が全て姿を消している。さらに2人のデュエット曲「快楽到死」についても、「優酷(Youku)」や「土豆(Tudou)」といった動画サイト大手から削除されており、一部残っているサイトではアンソニー・ウォンの名前が完全に伏せられた形となっている。

アンソニー・ウォンとのデュエットを非難する中国のネットユーザーの声に対し、シャーリー・クアンは「人権意識がない」と批判。また、一部のネットユーザーが発した広東語で歌うことへの批判について、「広東語は中国の一つの方言。人々が広東語を話す香港が中国の一部分であるなら、それを尊重してほしい」とも書き記している。(Mathilda

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