朴前大統領の特赦について聞かれた文大統領、ため息―中国メディア

Record China    2019年5月10日(金) 19時0分

拡大

10日、海外網によると、韓国の文在寅大統領がテレビインタビュー番組に出演した際、朴槿恵、李明博の両氏に対する特赦について考えを述べた。資料写真。

2019年5月10日、海外網によると、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領がテレビインタビュー番組に出演した際、朴槿恵(パク・クネ)、李明博(イ・ミョンバク)の両被告に対する特赦について考えを述べた。

就任2周年を迎えた文大統領は9日に大統領府でKBSテレビのインタビュー番組に出演。番組では朝鮮半島問題、韓国経済の状況、日韓関係などの問題についての見解を示したほか、現在、汚職の罪で起訴されて裁判を受けている朴被告と李被告についても触れた。

司会者が「一部の野党関係者から朴被告の特赦を呼びかける声が出ているが」と質問すると、文大統領はため息を一つついたうえで、「現在、李被告は保釈されたうえで裁判を受け、朴被告はなおも監禁中だ。2人の境遇について、非常に心を痛めている。私の前任者ということで、私以上に痛みを感じ、プレッシャーを感じている人はいない」と語るとともに、「裁判所の最終的な判決が確定していない状況で、今特赦の話をするのは控えたい」と慎重な姿勢を見せたという。

さらに司会者が「判決が出れば特赦を考えるのか」と改めて質問すると、文大統領は「いずれにせよ、今は判決が出ていないので、特赦については話さない」と繰り返したという。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携