文大統領の話をさえぎり「独裁者」の表現まで!韓国人記者の態度が物議

Record China    2019年5月10日(金) 15時10分

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10日、韓国・中央日報によると、文在寅大統領に「独裁者」に関する質問をした韓国の記者が注目を集めている。写真は韓国大統領府。

2019年5月10日、韓国・中央日報によると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に「独裁者」に関する質問をした韓国の記者が注目を集めている。

記事によると、韓国の公営放送KBSのソン・ヒョンジョン記者は9日、約90分にわたって就任2周年を迎えた文大統領と対談を行った。ソン記者は最初から北朝鮮のミサイル発射問題に触れるなど、「攻撃的」な質問を続けたという。

政治分野では「野党が大統領を独裁者と言っていることをどう感じたか」「国民は人事検証に相当低い点数をつけている」、経済分野では「国民は苦しんでいるのになぜ大統領は大丈夫だと言うのか、認識の違いを感じる」などの質問をした。これらに対し文大統領は困惑した表情を浮かべていたという。さらに、ソン記者が文大統領の話を途中でさえぎって質問を投げ掛ける場面も見られたという。

この様子は視聴者の間で大きな注目を集めた。対談後には大統領府の国民請願掲示板に「大統領の対談は検証された実力を備えた記者が進行するようにしてほしい」と訴える請願まで書き込まれ、10日正午時点で1万4400人以上が同意している。

主要ポータルサイトでもソン記者の名前が検索ワード1位になり、ネット上には「大統領が困惑していた。気分がすっきりした」「独裁者。正しい表現だ。まさに国民が言いたい言葉」「文大統領は芸能人じゃない。記者がファンの気持ちになってインタビューする必要はない」「独裁者の質問は失礼過ぎる」「大統領にインタビューをする時は基本的な礼儀を守るべき。ソン記者は常識のないただの目立ちたがり屋」「政界進出を狙っているの?」など賛否両論の声が上がっている。(翻訳・編集/堂本

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