いまや世界をリードする武器を有したわが国を誰が「誤爆」できるか―中国メディア

Record China    2019年5月9日(木) 21時30分

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8日、中国紙・環球時報は「世界をリードする武器を多数そろえた今の中国を、かつてのように『誤爆』しようとする者はいるだろうか」と題したコラムを掲載した。写真はユーゴスラビア中国大使館誤爆事件犠牲者の記念碑。

2019年5月8日、中国紙・環球時報は「世界をリードする武器を多数そろえた今の中国を、かつてのように『誤爆』しようとする者はいるだろうか」と題したコラム記事を掲載した。

記事はまず、20年前の5月8日に米軍のステルス爆撃機がユーゴスラビアにある中国大使館を爆撃した事件に言及。「この事件の真相については、中国国内で今も議論が繰り広げられている」とする一方、「中国はこの20年で巨大な変化を遂げた。中国ネットユーザーの言葉を借りれば、この時の『誤爆』が多くの中国人を弱いままではいじめられるばかりだと目覚めさせたのだ」とした。

その上で、「この20年、中国は軍事力を全面的に高めてきた。特に海軍、空軍、戦略ロケット軍の進歩は顕著で、多くの武器が数を増やすとともに世代交代も進んだ」と主張。「1999年、中国海軍はまだ大型の水上艦を持っておらず、5000トン級のミサイル駆逐艦すら自前で建造できなかった。対艦ミサイルはあったが、数万トン規模という米国の大型艦艇や空母に致命傷を与えるほどの能力がなかった。それがいまや、新世代の1万トンクラスの055級ミサイル駆逐艦が世界をリードし、『中華イージス』と呼ばれる052D、052Cなどのミサイル駆逐艦も備えている。さらに、大量の新型護衛艦や原子力潜水艦もある。そして最も重要なのは、自前の空母も持つようになったことだ」とした。

さらに、「空軍では、1999年当時ロシアからSu-27戦闘機を購入していたが、数でも操作技術でも劣っていた。また、国防を主眼に置いていたため、戦闘機の大部分は長距離飛行ができず、給油機も少なかった。20年後の現在では、第5世代を象徴するステルス戦闘機J-20がすでに大量生産の段階に入っているほか、空軍全体の長距離飛行任務能力も以前とは比べ物にならないほど高まったのである」と自国の軍備を誇示した。(翻訳・編集/川尻

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