自宅マンションから出火!屋内消火栓を使おうとしたら…―中国

Record China    2019年5月6日(月) 21時50分

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4日、観察者網は、自宅マンションの部屋から出火したため、屋内消火栓を使用して消火しようとしたところ、水が出なかったという事態が発生したと伝えた。写真は中国の消火栓。

2019年5月4日、観察者網は、自宅マンションの部屋から出火したため、屋内消火栓を使用して消火しようとしたところ、水が出なかったという事態が発生したと伝えた。

記事によると、1日午後5時過ぎ、貴州省貴陽市経済技術開発区烏江路の王武安置房二棟二単元5階に住む周(ジョウ)さんの部屋から出火した。火元はこの部屋の台所で、台所にあった家電類のほか、他の部屋の壁や天井なども真っ黒になり、損失は10万元(約165万円)になるという。

出火当時、部屋には誰もおらず、階下の住民が出火していることに気が付き、直ちに周さんに電話で連絡。連絡を受けた周さんはすぐに自宅に戻り、ドアを開けたところ、部屋は煙で充満しており大きな炎が上がっていたという。そこで周さんは通路にあった屋内消火栓を使用して消火しようとしたが、消火栓弁を開けても水は1滴も出ず、ホースやノズルもなかったという。やむなく周さんは消防へ連絡した。

周さんによると、火災の原因はまだ調査中だという。自宅が火元である以上、自らに過失があることは認めているが、「消火栓の水が出なかったため、消火が遅れた。水があればすぐにでも火の勢いを抑えることができ、被害を小さくできたはずだ」と述べている。

周さんと記者が、マンション開発を行った貴陽市経済技術開発区国有資産投資経営有限公司へ赴き、消火栓の水が出なかったことについて説明を聞こうとしたが、当直の職員は、「労働節の連休のため責任者はおらず、回答できない」とのことだった。そこで周さんは、連休が明けるのを待って、再び説明を聞きに行く予定だという。(翻訳・編集/山中)

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