医療ツーリズム先として日本が人気の理由―中国メディア

Record China    2019年4月28日(日) 5時0分

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26日、環球財富網は、医療ツーリズム先として日本が人気である理由について分析する記事を掲載した。資料写真。

2019年4月26日、環球財富網は、医療ツーリズム先として日本が人気である理由について分析する記事を掲載した。

記事は、「外国で治療を受けたい」というのは多くの人が考えることで、特に海外で治療をして良くなったとの経験がある人はなおのことそうだと指摘。海外での治療というと米国をまず思い浮かべる人が多いが、業界関係者は日本での治療の利点が少なくないと指摘しているという。

その上で、日本で治療を受ける3つの利点を紹介。その1つが「距離的な近さ」。近いため交通費を抑えることができ、体に対する負担も少ないため、特に遠距離の移動が適さない病人にとって、近い日本は良い選択肢だとした。

2つ目は、「初期がんの治療選択肢が多く効果的」であること。日本国内でも胃がんや大腸がんの患者が多いことから、日本の病院ではこれらのがんに対する治療法が多くあり、良い効果を出しているという。

3つ目は、「検査がより正確」であること。中国国内では、効果的にがんを抑制できていないことの理由の1つに、発見時にはすでに手遅れとなっている場合が多いことがあると記事は分析。しかし、日本には先進的な機器があり、正確にがんを発見できるという。特に、胃がんと大腸がんの検査は精密で検査結果が早く出て、より良い治療法を見つけることができると伝えた。

記事は最後に、「国内での治療で良い効果が出ないとき、海外での治療を考慮するが、多くの人は米国の医療レベルが高く環境も良いと考える。しかし日本にも同様の高いレベルの医療があるので、日本での治療を選ぶ人が増えているのも理解できる」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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