金委員長がプーチン大統領との“遅刻合戦”に勝利?韓国ネットが感心「度胸は認める」

Record China    2019年4月26日(金) 12時0分

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26日、韓国・インサイトは「世界の首脳らがロシアの“遅刻王”プーチン大統領を待つことが慣例のようになっているが、北朝鮮の金正恩委員長はさらにあくどかった」と伝えた。写真は金委員長。

2019年4月26日、韓国・インサイトは「世界の首脳らがロシアの“遅刻王”プーチン大統領を待つことが慣例のようになっているが、北朝鮮金正恩(キム・ジョンウン)委員長はさらにあくどかった」と伝えた。

ロシアのウラジオストクで25日(現地時間)に露朝首脳会談が行われた。会談は午後1時から行われる予定だったが、米国のオバマ大統領(当時)ら世界の首脳と会談するたびに遅刻を繰り返してきたプーチン大統領は今回もやはり遅刻し、約30分遅れで会場に到着したという。

ところが会場に金委員長の姿はなかった。金委員長は約1時間も遅刻し、プーチン大統領を20分以上も待たせたという。しかし、プーチン大統領は午後2時ごろに到着した金委員長を自ら出迎えて歓迎した。これに対し金委員長は「迎えてくれてありがとう」と述べたという。

世界一の“遅刻王”として有名なプーチン大統領は2014年のドイツのメルケル首相との会談では4時間15分も遅刻。安倍晋三首相との会談では46分、2016年の朴槿恵(パク・クネ)前大統領との会談では1時間45分、2018年の文在寅(ムン・ジェイン)大統領との会談では30分遅刻した。

専門家らは、プーチン大統領が相手の首脳との心理戦で優位に立つため故意に遅刻していると分析している。一部からは「自身を狙う暗殺者を事前に遮断するのに気を使い過ぎて遅れている」と予想する声も上がっているという。

これに韓国のネットユーザーからは「上には上がいるね」「プーチン大統領の前で遅刻できる首脳はいない。金正恩はすごいな」「金正恩は文大統領のように屈辱外交をしない」「度胸は認める」「金正恩のこういうところは嫌いじゃない」「韓国の大統領はいつになったら金正恩のような待遇を受けられるだろうか?」など、金委員長の度胸に感心する声が上がっている。また「プーチン大統領は優しいな」「怒ってもおかしくない状況なのに。プーチン大統領が急にいい人に見えてきた」との声も。

一方で「遅刻も戦略だと?大統領が遅刻するなんて情けないよ」「外交には守るべき礼儀がある」「遅刻した人が勝ちという雰囲気をつくるのはよくない」と指摘する声も上がっている。

(翻訳・編集/堂本

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