日産とホンダの18年度中国生産が過去最高、三菱自も増―マツダは中国販売が2割以上減

Record China    2019年4月26日(金) 9時40分

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日産とホンダは2018年年度(18年4月-19年3月)の中国における四輪車生産台数が過去最高だった。三菱自動車も伸ばした。マツダは中国での販売台数が2割以上減少した。写真は4月16日から25日まで開催された上海モーターショーの会場から。

日産ホンダの18年度中国生産が過去最高、三菱自も増、マツダは中国販売が2割以上減 / 大塚家具が中国プライベートジェットや空港ラウンジの内装業務進出へ / セガゲームスと中国企業の共同開発のゲームを中国企業通じてアジア展開 / 羽田空港で中国人客向け「帰国時に免税購入品を手渡し」サービスを導入

●日産とホンダの18年度中国生産が過去最高、三菱自も増―マツダは中国販売が2割以上減

日産自動車、本田技研工業、三菱自動車、マツダは2019年4月25日付で、2019年3月単月及び2018年度(18年4月-19年3月)における自動車生産や販売などの数値を発表した。

日産自動車の18年4月-19年3月中国自動車生産は前年比1.3%増の155万6527台で、過去最高だった。3月単月では前年同月比2.5%増の14万790台で、3月単月として過去最高だった。18年4月-19年3月の中国自動車販売は前年比2.0%増の157万1603台で過去最高だった。3月単月では前年同月比8.2%増の13万3069台で、3月単月として過去最高だった。

ホンダは18年4月-19年3月の中国自動車生産が前年比1.9%の149万7043台だった。6期連続増で、通年生産台数で過去最高だった。3月単月では3カ月ぶりの増で、前年同月比2.5%増の14万4141台だった。3月単月として過去最高だった。

三菱自動車の18年4月-19年3月中国自動車生産は前年比1.1%増の13万5683台だった。3月単月では前年同月比17.3%増の1万4555台だった。

マツダの18年4月-19年3月中国自動車生産は前年比23.3%減の24万7338台だった。19年1月-3月では前年同期比32.3%減の5万2466台、3月単月では前年同月比22.8%減の1万8048台だった。

●大塚家具が中国プライベートジェットや空港ラウンジの内装業務進出へ

大塚家具が中国のプライベートジェットや空港のVIPラウンジの内装業務の受託を目指す。25日付で、中国航空器材集団と前向きな検討開始で24日に覚書を締結した。

中国のプライベートジェット保有機数はすでに日本の約5倍の500機以上で、毎年100機程度の新規需要が見込まれるという。中国政府は2035年までに国内空港数を現在の約2倍の450カ所に増やす方針。大塚家具は、高級家具のコーディネート販売などのノウハウを生かし、大きな需要の見込まれる分野に乗り出す考え。中国航空器材集団は航空機リース会社として中国最大手で、プライベートジェットの輸入も同社が一手に行っている。空港建設会社も傘下に持つ。

●セガゲームス、中国企業と共同開発のゲームを中国企業通じてアジア展開

セガゲームスは25日、成都格闘科技(91Act、本社・四川省成都市)と共同で開発するアジア向けモバイルゲーム「電撃文庫:零境交錯」の韓国向け配信を同日付で開始すると発表した。

同ゲームについては、37遊戯37 Games、本社・上海市)傘下の智美網絡科技(G-Mei Netowork Technology)と韓国、東南アジアにおける運営ライセンス契約を締結しているという。

●羽田空港で中国人客向け「帰国時に免税購入品を手渡し」サービスが7月開始

日本空港ビルデングと東京国際空港ターミナルの2社は、テレビ東京東京ダイレクトと業務提携し、中国人客向けに、羽田空港での「免税品のアプリ予約と空港内受け渡し」サービスを7月に開始する。

国が推進する「手ぶら観光」を受けた取り組み。利用者はメッセージアプリ「ウィーチャット」上のミニプログラム内にオープンする免税予約店サイトで商品を選び、事前予約する。訪日して旅行を済ませた後、帰国便の搭乗前に羽田空港国際ターミナルの総合免税店で、予約した免税商品の代金支払いと受け取りをする。

テレビ東京東京ダイレクトはテレビ東京グループのテレビ通販を手掛けており、日本各地の「食」や「旅」に関連する事業を展開している。同取り組みを通じて、各地の特産品紹介などによる日本文化の発信で、地方創生にもつなげる考え。(翻訳・編集/如月隼人

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