中国系旅行者が勝手に侵入して桜撮影、家主が中国語で「ここは観光地ではありません」の注意書き―カナダ

Record China    2019年4月23日(火) 20時50分

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網易新聞など、複数の中国メディアによると、最近、カナダ・バンクーバーで桜の開花に合わせて花見に来た中国系旅行客による非常識な行動が、近隣住民に多大な迷惑をかけている。写真は桜。

網易新聞など、複数の中国メディアによると、最近、カナダ・バンクーバーで桜の開花に合わせて花見に来た中国系旅行客による非常識な行動が、近隣住民に多大な迷惑をかけている。

記事は、現地の近隣住民が撮影した写真を掲載。一部の花見客は、無許可で他人の家の敷地内の芝生に立ち入ったり、車の往来を無視して道に座り込んだり、ひどい場合は子どもを喜ばせるために棒で木の枝を揺らして桜吹雪を起こしたりしたという。

さらには内覧用物件になっている家の呼び鈴を鳴らし、トイレやコンセントを使わせてほしいと頼んだり、夜中に巨大な照明を持ち込んで撮影をしたりする人までいたという。物件のオーナーは「ここは観光地ではありません。本当に家を買いたい人以外は入ってこないで!」と中国語で書いた紙を入り口に張り出し、この写真はインスタグラムで注目を集めた。


海外のユーザーからは、「中国人ツアーに違いない」「誰かマナーを教えてあげて」「俺が家主なら弾の入った銃を構えて門で見張るぜ」といった非難の声が上がった。

現地・バンクーバーのメディアは「皆さんが素敵な場所を見つけられたようで嬉しいです。素晴らしい写真を撮りたいでしょうが、近隣の人々のことも忘れないでください。みんなが最後まで美しい桜を楽しめるよう、ご協力をお願いします」と呼び掛けているという。

中国メディアは、こうした事態について「国の顔に泥を塗ること」と批判し、「以前、中国国内でも桜の木に登る中国人女性の写真を掲載し『桜の木にはたくさんのおばさんが咲いている』と皮肉る報道があった」と指摘。「どれだけ楽しくても、他人の存在を忘れないように。ほかの国の人々に見苦しいところを見せないようにしよう」と呼び掛けている。(翻訳・編集/岩谷)

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