日米韓協力で韓国が仲間外れに?韓国ネットからも不安の声

Record China    2019年4月19日(金) 16時20分

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19日、韓国・朝鮮日報は「韓国が南北関係の改善を無理に推し進めており、日米韓協力の中で仲間外れになる懸念が高まっている」と伝えた。資料写真。

2019年4月19日、韓国・朝鮮日報は「韓国が南北関係の改善を無理に推し進めており、日米韓協力の中で仲間外れになる懸念が高まっている」と伝えた。

記事は「昨年の元徴用工判決をきっかけに日韓関係が悪化する中で、日米の『同盟アピール』イベントが相次いで行われる」と伝えている。日米は今年前半に少なくとも3回の首脳会談を開催する。今月末には安倍晋三首相が訪米。5月の新天皇即位式と6月の大阪G20会議の際はトランプ大統領が訪日する予定だ。

一方、韓国については「文在寅(ムン・ジェイン)政権は日本に対して一種の『放置・無視』戦略をとり米韓関係に集中しているが、北朝鮮非核化問題で進展がなければ米韓首脳間の意志の疎通も空回りする可能性が高い」と指摘している。

また「米国では本格的に日韓関係に対する懸念の声が上がっている」とし、「上院はこのほど『北朝鮮の非核化に向け日米韓の協力と連帯が重要』とする決議案を採択し、下院でも同様の決議案が発議された」と説明。さらに、韓国政府消息筋が「ハノイ会談(2月末に行われた2回目の米朝首脳会談)後、米国は韓国に公開する情報の量を減らし、ホワイト・ライ(善意のうそ)をつくケースも増えた」と話したことを伝え、「米国が米朝対話における韓国の『仲裁者』の役割に疑問を抱き始めているということ」と指摘している。

これに、韓国のネットユーザーからも「本当に心配だ」「懸念ではなく現実。文大統領が親北の国ばかりを回っているから」「安倍首相はトランプ大統領とゴルフまでするのに、米韓首脳会談は2分で終了…」「文大統領が原因で国がどんどんおかしな方向に進んでいる」「常識的に考えると、中韓朝同盟より日米韓同盟がいいに決まっている」「米国に突き放され、中国にも無視される。このままだと、結局は独島(竹島)紛争でも味方がいなくて負けてしまう」などと懸念の声が上がっている。

一方で「数日前に米韓首脳会談をしたでしょ?仲間外れだなんて大げさ」「会う回数によって関係が決まるのか?」「日米が近づくなら、韓国は北朝鮮や中国に近づけばいい。遠い未来を考えるとその方が賢明だ。韓国は北朝鮮と1つになり、中国とは隣国になるのだから」と主張する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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