日本の和牛がもう少しで中国の食卓に?―中国紙

Record China    2019年4月19日(金) 6時20分

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16日、中国紙・環球時報(電子版)は、「日本の和牛が中国の食卓にまた一歩近づいた」とする記事を掲載した。資料写真。

2019年4月16日、中国紙・環球時報(電子版)は、「日本の和牛が中国の食卓にまた一歩近づいた」とする記事を掲載した。

記事はまず、日本メディアの報道を引用し、日中両政府は14日、北京で開催された「第5回日中ハイレベル経済対話」で、中国が2001年の牛海綿状脳症(BSE)発生などを受け輸入を停止している日本産牛肉について、中国への輸出解禁に向けた重要なステップとなる日中動物衛生および検疫協定(仮称)に実質合意し、協定の早期締結に向け連携していくことを確認したこと、近年、日本を訪れる中国人旅行客の間で日本産牛肉への人気は高く、解禁されれば日本の畜産農家にとっては販路拡大の好機となることなどを紹介した。

そして、日本産牛肉の中でもブランド化している「和牛」について、「和牛とは、日本産牛肉のうち黒毛和種・褐毛和種・無角和種・日本短角種の4品種とそれらの交雑種のことだけを指す」ことを紹介し、全国の和牛王座を決定する2017年の「全国和牛能力共進会」で「鹿児島黒牛」が総合優勝を獲得し、和牛生産量でも日本一を誇る鹿児島県農政部畜産課の関係者が、同紙の取材に対し、中国への輸出解禁に期待を寄せていることを伝えた。

記事はさらに、「中国の消費者の牛肉に対する需要の高まりや、世界的なBSEの予防・抑制レベルの効果的な上昇を受け、中国市場は輸入牛肉の規制を着実に緩和している」とし、中国が今年1月、BSE発生後に禁止したフランス産牛肉の輸入を解禁したことを伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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