ノートルダム大聖堂の大火災に中国でも衝撃、ネットから「人類の遺産が」「われわれの代で…」の声

Record China    2019年4月16日(火) 12時10分

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世界的に知られるフランス・パリのノートルダム大聖堂で現地時間15日午後、大火災が発生した。このニュースは中国でも衝撃をもって報じられている。写真はノートルダム大聖堂。

世界的に知られるフランス・パリのノートルダム大聖堂で現地時間15日午後、大火災が発生した。このニュースは中国でも衝撃をもって報じられている。

環球網は16日、「なんてこと!。800年の文明が破壊された…」と題する記事を掲載。白煙を上げて赤く染まる尖塔の写真や、屋根から炎が勢いよく上がる動画を掲載し、大聖堂の広報担当者から「何もかもが燃えている」との発言があったことを伝えた。

記事によると、消火活動が進められる間、人々はひざまずいたり、歌を歌ったりするなどして大聖堂の無事を祈ったそうだ。現場に出動した消防士は「火災は大聖堂の修復工事と関係がある」との見方を示しているという。

同日午前11時30分現在、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)の検索キーワードランキングでは「ノートルダム大聖堂、大火災」「パリ市長、火災は非常に深刻」が1位と2位を占めた。他にも「バラ窓、なくなる」「尖塔倒壊の瞬間」「火災後初の大聖堂内部の写真」「マクロン大統領、大聖堂再建へ」「火災原因の初期調査」「パリ消防局」などがトップ50入りしている。

また、大聖堂火災のニュースに中国のネットユーザーからは、「ショック!。いつか行けると思っていたのに」「人類の遺産が」「フランスは最近、『ツキ』がなさすぎる」「世界から消えてしまう物があるということは分かっているが、われわれの代でこれほど多くの物が消失するとは想像もしなかった」「建築に使用された木材は一つの森林に相当するだろうに」「世界が倒壊の瞬間を目撃した。本当に心が痛む」などのコメントが寄せられている。(野谷

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