中国海軍の観艦式リハーサルで、YJ-12空対艦ミサイル搭載したH-6爆撃機が初めて確認

Record China    2019年4月11日(木) 5時50分

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中国メディアの新浪網は、H-6(轟-6)爆撃機がYJ-12(鷹撃-12)空対艦ミサイルを搭載している様子が初めて確認されたと紹介した。

中国海軍は23日、設立70周年を記念する観艦式を行う。中国メディアの新浪網は2019年2月19日付で、観艦式のリハーサルでH-6(轟-6)爆撃機がYJ-12(鷹撃-12)空対艦ミサイルを搭載している様子が初めて確認されたと紹介する記事を掲載した。

H-6はソ連のTu-16爆撃機を国産した大型爆撃機。Tu-16の初飛行は1952年。中国は57年、ソ連の協力を得てTu-16の組み立てを行うことになったが、中ソ対立の発生で中断。66年12月になりようやく、自国製のWP-8(渦噴-8)エンジンを倒産した機体をH-6として初飛行させた。

観艦式のリハーサルとして飛行が確認されたのは、改良型の一つであるH-6M。搭載が確認されたYJ-12はラムジェット推進の超音速空対艦ミサイルで、射程は400キロに達するとの見方がある。H-6に搭載可能との主張もあったが、実際の搭載が確認されたことはなかった。

新浪網記事はYJ-12の搭載が確認されたことで、H-6Mはアビオニクスが進化していると考えられると主張。さらに、戦術データリンクも向上されている可能性があるとの考えを示した。(翻訳・編集/如月隼人

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