【CRI時評】中国がフェンタニルを全面管制、薬物問題で世界と共に歩む

配信日時:2019年4月1日(月) 23時25分
【CRI時評】中国がフェンタニルを全面管制、薬物問題で世界と共に歩む
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 中国公安部と国家衛生健康委員会、国家薬品監督管理局は共同で1日、5月1日付でフェンタニル類を「非薬用類麻酔薬品と精神薬品管制品追加リスト」に加えると発表した。このことは、中国はフェンタニル類を全面管制することを意味する。 向精神薬物の甚大な被害を受け、徹底的に苦しめられた国とし...
 中国公安部と国家衛生健康委員会、国家薬品監督管理局は共同で1日、5月1日付でフェンタニル類を「非薬用類麻酔薬品と精神薬品管制品追加リスト」に加えると発表した。このことは、中国はフェンタニル類を全面管制することを意味する。

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 向精神薬物の甚大な被害を受け、徹底的に苦しめられた国として、中国は一貫して厳格な薬物禁止政策を遂行してきた。中国政府はすでに、フェンタニル類25種を厳格に管制する物質に指定している。管制の対象は国連が指定する21種を上回っており、この種の物質の国内での蔓延を有効に防止することになった。

 中国がこのたび、フェンタニル類物質のすべてを政府が厳格に管制するリストに含めたことは、世界に対して中国政府が薬物問題のグローバルガバナンスでの責任を引き受けることや、全世界の薬物問題への対策で大国としての使命を果たし、全世界の薬物管理に対して中国の知恵と中国の力で貢献することを宣言するものだ。

 フェンタニルは強い麻酔鎮痛効果を持つ合成アヘンに属する薬物で、医学分野で広く使われている。その鎮痛効果はヘロインの50倍、モルヒネの100倍に及ぶ。米国やカナダなどでは近年来、フェンタニルとその他の薬物により合成された新型薬物が出現した。フェンタニルの過剰な使用で死亡する人も激増した。米国疾病予防管理センターは3月21日に発表したリポートで、米国全土で2016年にフェンタニルの過剰使用により死亡した人は1万8335人に達したと指摘した。米国では早い時期から、薬物乱用が深刻な社会問題だった。トランプ大統領は2017年10月、薬物乱用の危機的状況に対応するため、公衆衛生の緊急事態を宣言した。トランプ大統領は、薬物の過剰使用により死亡する人数は銃撃と自動車事故で死亡する人よりも多いと論じた。しかしながら米国は、自らがどのように薬物過剰問題に対応するかの措置を顧みることをせずに矛先を中国に向け、米国国内のフェンタニルは主に中国から来たものだと、中国を中傷した。

 実際には、フェンタニル類の撲滅を目指して、中国は米国との密接な協力を一貫して続けてきた。例えば2017年10月に開催された中米の薬物対策関連の情報交流会で、中国はフェンタニルの入手に関連する情報400件以上を米国側に通報した。米国側に通報したフェンタニル類の売買についてのルート解明で、中国の公務執行機関は積極的に捜査を行い、その結果を速やかに米国側にフィードバックした。フェンタニル類や新たに出現した向精神薬物はグローバルな問題だ。新たな向精神薬物は往々にして、欧米先進国の実験室で「設計」されたことで出現する。加工現場と消費市場も、これらの国に集中している。米国国内で現在出現しているフェンタニル類の乱用問題は、各種の総合的要因の結果であり、米国政府は国内での需要を減らすことで、ずっと多くのことを成し遂げられるはずだ。

 フェンタニルの禁止が難しい主な原因は、生産する者が少々手を施すだけで別の薬物にしてしまうことができ、法の制裁を逃れることができることだ。薬物を規制するためには、全世界の各国や各地域が共に努力せねばならない。中国政府は、全人類の健康と安全と福利を維持するという見地から、フェンタニル類を全面管制物質のリストに加える。これは、中国が大国としての責任ある態度を改めて示す、一つの約束である。(CRI論説員 呂暁紅)
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