「中国人男性は和服を着ない方がいい」と著名評論家、“民族的な感情”ではないその理由とは

Record China    2019年3月28日(木) 17時30分

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27日、中国版ツイッター・微博に、中国人男性は和服を着るべきでないとする文章が掲載された。資料写真。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でフォロワー数1280万を数える評論家の留几手氏が、「中国人男性は和服を着るべきでない」とする文章を掲載した。

中国では24日、桜の名所として知られる武漢大学(湖北省武漢市)で男性が和服のような格好で花見をしようとして、警備員に取り押さえられるトラブルが発生した。同氏はこの件について「大部分の中国人男性は、和服を着ない方がいい。これは民族的な感情とは無関係の話だ」と主張している。

日本を旅行で訪れた中国の若い女性が、京都や奈良といった伝統的な街にある古い寺社を背景に和服を着て記念写真を撮る行為については「何もおかしいことはない」とし、その理由について「人と景色が調和した美しさが感じられるから。最も大事なのは、違和感がないということだ」と説明した。

その上で、「いがぐり頭に眼鏡をかけた現代の中国人男性が和服を着ても全く似合わない」とし、「見た目に極めて違和感があり、まるで盗んできた服を着ているかのよう。もし、千葉真一や金城武のような雰囲気や体格でなければ、どんな和服を着てもダメで、見れたものではないのだ」としている。

同氏はまた、中国国内で再普及の是非が議論されている漢服(漢民族の伝統的な民族服)についても「同じことが言える」と指摘。「私自身、漢服には強いポジティブな感情もネガティブな感情も持っていない。ただ、自分たちの主張がなかなか受け入れられない漢服の愛好者は、『みんなが漢服に対して偏見を持っている』などと言い張ってはいけない。それは漢服自体の問題ではなく、そもそも着る側の風格が漢服に見合ってないのだから」と論じた。(翻訳・編集/川尻

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