韓国メディア、日本の小学校教科書の変化に懸念「領土歪曲は深刻化、日韓交流は縮小」

Record China    2019年3月26日(火) 21時10分

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26日、韓国・聯合ニュースは「日本の小学校の教科書で歪曲が深刻化している」と伝えた。写真は韓国にある竹島の模型。

2019年3月26日、韓国・聯合ニュースは「日本の小学校の教科書で歪曲(わいきょく)が深刻化している」と伝えた。

記事は文部科学省が同日に発表した教科書検定の結果について「日本政府が小学校の授業でも『竹島は日本領』という領土歪曲に拍車をかけていることがはっきり分かる」とし、「4~6年生の社会科教科書の9種類すべてに竹島領有権の主張が記載されている上、関連内容は量的にも質的にも上がっている。韓国の不法占拠と日本政府の外交的努力についての記述が大幅に増えた」と説明している。

一方で「過去史においては朝鮮半島出身の渡来人や朝鮮通信使など日韓間の友好的交流に関する記述が縮小した」と指摘し、さらに「壬辰倭乱(文禄・慶長の役)、日露戦争、関東大震災の朝鮮人大虐殺など過去に日本が侵した過ちや戦争についてはあいまいにしたり、むしろ美化したりしている部分も目につく」と主張。その上で「まだ価値観が形成されていない小学生に間違った認識が定着してしまう」との懸念を伝えている。

これに、韓国のネットユーザーからも「日本はいまだに歴史を反省していないようだ」「歴史的根拠もないのに自分のものと主張するのはよくない」「子どもたちに間違った歴史を教えないで。そんな国に未来はないよ」など批判的な声が相次いで寄せられている。

また、「韓国の教科書にも対馬は日本が不法占拠していると掲載するべき」「将来、韓国と日本の領土争いが拡大して戦争になるかもしれない。教育も大事だけど自主国防はもっと大事。戦争が起きないようあらゆる分野で力を強化しないと」などと主張する声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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