日本代表選手の“明らかなハンド”が見逃される、解説者「なぜVARがないのか」―中国メディア

Record China    2019年3月14日(木) 14時30分

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13日、騰訊体育は、北京で行われたサッカー・アジアチャンピオンズリーグの北京国安―浦和レッズ戦でハンドをめぐる疑惑のシーンがあったことについて、中国中央テレビの解説者から「どうしてACLでVARを採用しないのか」との疑問が出たと報じた。

2019年3月13日、騰訊体育は、北京で行われたサッカー・アジアチャンピオンズリーグ(ACL)で北京国安が浦和レッズと引き分けた試合でハンドをめぐる疑惑のシーンがあったことについて、中国中央テレビ(CCTV)の解説者から「どうしてACLでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を採用しないのか」との疑問が出たと報じた。

13日夜に行われたACLグループリーグ第2節の北京国安と浦和レッズの試合は0-0の引き分けに終わった。記事は、目まぐるしく攻防が入れ替わる展開で、最初のヤマ場は前半29分に訪れたと紹介。北京が右サイドから浦和陣内に切り込んだ際、ペナルティーエリア内で浦和の日本代表DF槙野智章の右手にボールが当たったが、シリア人の主審はハンドを取らず、北京にPKを与えなかったと伝えた。

試合を中継していたCCTVの解説者は「ハンドだよハンド、PKだろう」と語るとともに、主審はVARで確認すべきだとしたが、今大会のグループリーグではVARを採用していないことが分かると、「ACLのような重要な大会で、どうしてVARを採用しないのか」と不満混じりに疑問を呈した。

決定的な先制のチャンスが与えられなかった北京は、シュート数20-1と浦和を圧倒したものの崩し切れず、スコアレスドローで試合終了。CCTVの解説者は「ホームで明らかなアドバンテージがあったのに北京はものにできなかった。今日の北京はリズムが単調で、浦和に対応されてしまった。勝ち点3が奪えず勝ち点1しか上積みできなかった北京としては、勝ち点2を失ったに等しいドローだ」と試合を振り返っている。(翻訳・編集/川尻

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