潘基文前国連事務総長が韓国政界に復帰?=韓国ネットは否定的

Record China    2019年3月13日(水) 20時40分

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12日、韓国・ニューシスによると、潘基文前国連事務総長が韓国政界に復帰する可能性が出てきた。写真は潘前国連事務総長。

2019年3月12日、韓国・ニューシスは、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が韓国政界に復帰する可能性が出てきたと報じた。

記事によると、マレーシアを歴訪中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は同日、野党「正しい未来党」の孫鶴圭(ソン・ハッキュ)代表が提案した「大気汚染解決に向けた汎国家的機構」の構成を積極的に受け入れるよう指示した。文大統領の歴訪に遂行している金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は書面で「大統領府は潘基文前国連事務総長にこの機構を率いることができるかどうかを確認する一方で、従来の粒子状物質特別委員会と新たに作られた汎国家的機構の関係をどう位置付けるかを検討することにした」と説明したという。

孫代表は今月8日、正しい未来党最高委員会および拡大幹部会議で「大気汚染対策に関連しては与野を問わず、超党派的かつ汎国民的な対処が必要だ」として機構づくりを提案。初代委員長として潘前国連事務総長を推薦していた。

これを受け、韓国のネット上では4000件以上のコメントが集まっている。大統領の指示については「ファイト!」「与野党を問わない大きな政治力は素晴らしい」「こうやって体系的に解決しようという姿勢はいいね」など肯定的な声が上がる一方で、「(文大統領が)大統領選候補として結構人気のあった時は潘基文を非難してたくせに、支持が必要になると追いかける」「大統領は国政の最高責任者じゃないの?。責任転嫁して、自分は大統領府で甘い蜜を吸おうって?。情けない」など厳しい声も上がっている。

潘前国連事務総長の政界復帰については「そんなにいい人材がいないの?」「油ウナギ(不利な質問をかわす様子から付けられた潘基文氏のニックネーム)じゃなくて、もっとしっかり働く人を選んで」と否定的な声が寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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