内蒙古(内モンゴル)自治区二連浩特市では、春節(旧正月、今年は2月5日)前後に国際定期貨物列車「中欧班列」が物資を満載して集中運行し、「一帯一路」(the Belt and Road)沿線国に向けて出発した。「一帯一路」建設がより深く推進され、中国、モンゴル、ロシア3カ国間の経済貿易往来が急速に発展するのにともない、同市の通関地は物流業務の規模が拡大を続ける。同市の鉄道通関地は中国・モンゴル貿易の輸送任務の70%以上と中国・ロシア貿易における貨物積み替え・越境輸送任務を担い、輸出入貨物の輸送量は年々増加している。この通関地では輸送、貯蔵保管、加工、情報処理など複数の機能を一体化した総合的物流システムが徐々に形成され、今や草原のシルクロードにおけるターミナル地域だ。
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