優れた作品で人民に奉仕を=習総書記

CRI online    2019年3月5日(火) 11時0分

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習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は4日午後、全国政治協商会議第13期第2回会議に出席する文化芸術界と社会科学界の委員らを見舞い、合同グループ部会に参加して、委員らからの意見と提案を聞き取りました。

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花咲く麗らかな3月、中国の「両会議」タイムがスタートしました。習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席・中央軍事委員会主席は4日午後、全国政治協商会議第13期第2回会議に出席する文化芸術界と社会科学界の委員らを見舞い、合同グループ部会に参加して、委員らからの意見と提案を聞き取りました。この会議で中国の指導者が国の文化芸術の発展に関する重要論述を行ったのは、2014年開催の文芸活動座談会以来とされています。

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【習総書記、中国の精神を詳細に説明】

習総書記はその場で、「優れた作品で人民に奉仕することを堅持しなければならない。あらゆる価値と意義のある文化芸術の創作と学術の研究は現実に対する反映と観察を行い、現実問題の解決と現実の課題への対応に有利であるべきだ」として、委員らに対して中国の実情に立脚し、現代中国の進歩と現代中国人の多彩な生活を適切に表現し、中国精神、中国価値、中国パワーを分かりやすく説明して、作品の精神的な高みと芸術的価値を向上させるよう求めました。

習総書記はまた、「時代の歩みと歩調を合わせなければならない」と強調した上で、中国の特色ある社会主義が新時代に突入したことを背景に「新時代を記録し、新時代を書き残し、新時代を謳歌する使命を担い、時代の課題に果敢に挑んで現代中国の偉大な創造活動から創作のテーマを見出し、革新のインスピレーションを捉えるべきである。我々がいる時代の歴史的変革を深く反映させなければならない」と呼びかけました。

さらに習総書記は、新中国成立70周年を念頭にこれまでの変革を遂げてきた奮闘の歴史を作品に反映させ、「歴史的な成果の背後にある、中国の特色ある社会主義の道路上、理論上、制度上および文化面での優位性を分かりやすく説明し、党と人民の更なる前進に強力な精神的サポートを提供すべきである」と求めました。

ジャッキー・チェン委員:中国もハイテク映画を製作できる】

習総書記の談話は委員らの間で、大きな共感を引き起こしています。全国政協委員である著名映画スターの成龍(ジャッキー・チェン)氏は中国初のSF映画「流浪地球(さまよえる地球)」について、「多くの外国人は中国がこのようなSF映画を製作できないと思っていたが、『流浪地球(さまよえる地球)』がこれほど素晴らしい興業成績をあげたことを嬉しく思う。中国もハイテク映画を製作する能力を持っている」と述べました。

また、習総書記は4日の会議後、ジャッキー・チェン委員に声をかけ、彼の新作映画について尋ねました。ジャッキー・チェン委員は「改革開放40周年記念と新中国成立70周年を迎えるための新作映画『攀登者』に出演している」と答えました。

【馮遠征委員:一番印象深い言葉は「中国精神」】

全国政協委員である中国で著名な役者・馮遠征氏は席上、「芸術をいかに人民により良く奉仕するか」と題する発言を行いました。馮委員は記者のインタビューに対し、「習総書記の『創作者は精神を持つべきである』という言葉が印象深かった。この精神は中国精神とも言える。『すべては人民のために奉仕する』ということは優秀な文芸関係者としてのあり方において最重要の主旨でもある。これを使命として代々受け継いでいくべきである」と述べました。(洋、Lin、星)

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