中国開発の戦闘機が相手撃墜も、中国は失うものの方が大きいか―米華字メディア

Record China    2019年2月28日(木) 18時50分

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米華字メディア・多維新聞は27日、中国とパキスタンが共同開発した戦闘機がインド空軍機を撃墜したことについて、「中国にとっては失うものの方が大きいかもしれない」と伝えた。資料写真。

米華字メディア・多維新聞は27日、中国とパキスタンが共同開発した戦闘機がインド空軍機を撃墜したことについて、「中国にとっては失うものの方が大きいかもしれない」と伝えた。

パキスタン軍は同日、インドと領有権を争うカシミール地方の停戦ライン付近上空でインド軍機2機を撃墜したと発表し、捕虜となったパイロットの映像を公開。インド側も1機を撃墜したとしている。

記事は、パキスタン空軍が発表した映像及び情報から、「インド軍機を撃墜したのは確かにFC—1のようだ」と伝えた。FC—1は中国とパキスタンが共同開発した戦闘機。中国では「梟龍」、パキスタンでは「サンダー」と呼ばれている。

記事は、「これは中国国産第3世代戦闘機にとって初めての空戦による戦果となり、同型機の戦闘力と競争力を対外的に証明した」と評した。インド軍機撃墜の情報が中国に伝えられると、FC—1の研究開発に携わった成都飛機工業集団が属する成飛集団をはじめ、多くの軍事企業の株価がストップ高となったという。

一方で、「中国とパキスタンは“準盟友”の関係にあるが、中国はインド側の反応も気にしている」とも述べた。専門家からは、両国の対立激化によって、中国が押し進める「一帯一路」戦略、および中露が主導する安全保障会議「上海協力機構(SCO。インドとパキスタンが加盟)」が打撃を受けると指摘する声が上がっているという。(翻訳・編集/北田

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