「中国人は土地捕食者」と発言、カナダの議員に中国系団体から怒りの声―中国紙

Record China    2019年2月21日(木) 17時0分

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21日、環球時報によると、カナダ・ケベック州の議員が農地買収する中国人を指して「捕食者」と発言した問題に、地元の中国系団体が激しい抗議の声を上げている。資料写真。

2019年2月21日、環球時報によると、カナダ・ケベック州の議員が農地買収する中国人を指して「捕食者」と発言した問題で、地元の中国系団体が激しい抗議の声を上げている。

問題発言をしたのは27歳の女性議員。先日の農業系メディアの取材に「われわれは中国人を『土地捕食者』と呼んでいる」「休耕してもその田畑で再び作物を栽培することは可能。しかし土地を中国人に売ってしまうとケベックの人々に作物が提供されることは永遠になくなるだろう」などと話したそうだ。

これに地元の中国系団体は「西側文化で『捕食』は野蛮な動物を連想させる」「あからさまな人種差別」などと抗議し、同省の全中国系市民に向けた謝罪を求めた。一方、同議員は「自分が懸念しているのは外部から来る全ての投資者。中国に限らない」と釈明したという。

記事によると、移民を希望する中国人の間で穏健な移民政策を取るケベック州はかねてより人気の的だった。ただ、永住権を取得した人の多くはバンクーバーやトロントに移り住んでおり、ケベックで農地を購入する人はさほどいないそうだ。(翻訳・編集/野谷

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