楊潔篪氏「米側は中国側と共に両国首脳間の共通認識を実行してもらいたい」

人民網日本語版    2019年2月18日(月) 19時50分

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楊潔篪中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は現地時間16日、第55回ミュンヘン安全保障会議で基調演説を行った後、中米関係に関する質問に答えた。

楊潔篪中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は現地時間16日、第55回ミュンヘン安全保障会議で基調演説を行った後、中米関係に関する質問に答えた。中国新聞社が伝えた。

楊氏は「チャンスと試練が併存する現代世界では、世界各国が手を携えて協力する必要がある。習近平国家主席とトランプ大統領は協調・協力・安定を基調とする中米関係の共同推進で合意した。トランプ大統領は、協力的・建設的な米中関係の発展は自らの優先事項だと表明した。両国首脳間の重要な共通認識によって、今後一定期間の中米関係発展の方向性が示された」と指摘。

「中米国交樹立から今年で40年になる。両国関係は何度も困難を経験しつつも終始前向きに発展し、歴史的成果を挙げ、両国民及び世界の人々に確かな利益をもたらしてきた。米側は両国民の根本的利益の観点から、両国首脳間の重要な共通認識をしっかりと貫徹し、実行に移すべきだ」とした。

また「中米間の経済・貿易分野の溝と摩擦については、中国側は協力的方法で解決したいと考えている。当然、協力は原則に基づくものだ。最近、中米の経済・貿易チームは立て続けに協議を行い、重要な段階的進展を得た。双方が引き続き互いに努力して、互恵・ウィンウィンの合意形成を進めることを希望する。中米貿易不均衡の成因は複雑であり、米側の対中輸出規制による部分が大きい。米研究機関の報告は、米国が対中輸出規制をフランスの水準にまで緩和すれば、対中貿易赤字を約30%削減できることを示している」と指摘。

「中国は朝鮮半島の非核化に揺るぎなく尽力し、北東アジアの平和・安定維持に揺るぎなく尽力している。中国側は第2回朝米首脳会談が成功裏に開催されることを支持するとともに、会談が前向きな成果を得ることを期待している」と強調した。(編集NA)

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