「ポン・ジュノ監督自身が1つのジャンルに」韓国初のパルムドールにネットも大喜び

Record China    2019年5月28日(火) 14時40分

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27日、韓国・中央日報は「ポン・ジュノ監督、パルムドール賞を胸に帰国『受賞よりもっとうれしかったのは…』」との見出しで報じた。写真は仁川国際空港。

2019年5月27日、韓国・中央日報は「ポン・ジュノ監督、パルムドール賞を胸に帰国『受賞よりもっとうれしかったのは…』」との見出しで報じた。

記事によると、ポン・ジュノ監督の映画『寄生虫(英題:パラサイト/Parasite)』が第72回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドール賞を受賞した。同映画は、家族全員が失業者のキテク(ソン・ガンホ)一家と、IT企業CEOのパク(イ・ソンギュン)一家という、生活状況が真逆の家族の関わり合いを描いたストーリーで、今月30日に韓国での公開が予定されている。

27日午後に帰国したポン監督は、空港でのインタビューで「私も初めてだが、韓国映画全体としても初めて(の受賞)であるため、特別うれしい」と受賞の喜びを語り、「閉幕式のパーティーの際に審査委員たちと話を交わした。韓国映画100周年のニュースを伝えたら喜んでいた。今回の受賞は、カンヌが韓国映画100周年にもたらしてくれた大きなプレゼントではないかと思う」と述べた。また「海外メディアから『寄生虫により監督自身が一つのジャンルになった』と言われたことが非常に貴重な成果」とも述べたという。

これを受け、韓国のネット上には「誇らしい」「『監督自身が一つのジャンルになった』以上の褒め言葉なんてあるかな?本当にすごい!」「ポン監督が韓国映画の品格を一段階上げてくれた。本当におめでとうございます。そしてありがとうございます」「コリアベスト3:ポン監督、ソン・フンミンBTS」などの声が寄せられ、祝福ムードであふれている。(翻訳・編集/松村)

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