中国の春節消費が活発、海外旅行者は30%増―中国メディア

人民網日本語版    2019年2月12日(火) 21時50分

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買い物や旅行をして春節を過ごす中国の消費者がますます増えている。写真は北京国際旅行博覧会。

買い物や旅行をして春節(旧正月、今年は2月5日)を過ごす中国の消費者がますます増えている。証券日報が伝えた。

オーダーメイド旅行予約サイト・6人遊旅行網によると、「データを観察すると、2019年の春節の旅行消費にははっきりとした変化があり、目的地の分布状況をみると、東南アジアと日本が目立って増加した一方で、経済環境や国際環境の影響を受けて、米国とカナダは目立って減少し、オーストラリアの増加率も鈍化した。需要をみると、消費をする時期が前倒しになり、ピークを避けて出かける割合も目立って増加し、春節の1週間前または1週間後にずらして出かける人が増えた。さらに、80後(1980年代生まれ)と90後(1990年代生まれ)の家族旅行の割合が上昇した」という。

Lumama遊旅網がこのほど発表した報告書でも、「春節ののべ海外旅行者数が2018年より30%増加した。出発日をみると、ピークを避けて出かける人が43%に上り、体験の中身をみると、国内では三亜、厦門(アモイ)、哈爾浜(ハルビン)が国内の長距離目的地のトップ3に並び、海外ではタイ、日本、香港がトップ3だった。また、近場の特色あるホテルで集まって年越しをするのが、今年の春節では人気を集めた。顧客層をみると、春節の予約全体のうち子ども連れの占める割合が57%に達し、家族旅行ニーズが最も旺盛だった。体験の中身をみると、文化的観光地を訪れた観光客数の増加率が最も高く、前年同期比60%以上増加した」と伝えた。

注目されるのは、タイ、日本、香港、シンガポール、ベトナム、インドネシア、モーリシャス、イタリア、オーストラリア、フランスが今年の春節の海外旅行目的地の人気10カ国・地域となっていることだ。

連休中には旅行以外の消費も増加した。ウォルマートによると、「春節連休全体で、ウォルマートの店舗、オンラインの京東到家や京東旗艦店など全チャンネルのプラットフォームでの売り上げが積極的な傾向をみせた。生活に欠かせない米、小麦粉、油などはこれまでと変わりなく安定して増加し、特にウォルマートの特別提供商品は、リーディングカンパニーと協力し、品質を保証し、価格を抑えたため、連休を通じて全チャンネルで売上高が2けた増加を達成した。また、ウォルマートのオリジナルブランド商品も好調で、全チャンネルで売上高が約20%増加した。世界で調達を行ってきた優位性を活かして直輸入する商品は、選び抜かれた世界的ブランドであり、価格競争力もあり、さらに集中陳列と全チャンネルによる便利なショッピングプラットフォームにより、今年の春節連休には売上高が約20%増加した」という。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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