中国のIT企業会長、日本の空港で荷物取り違え勝手に開けて批判浴びる

Record China    2019年2月10日(日) 22時20分

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8日、中国のセキュリティーソフトウェア企業・奇虎360の周鴻イ会長が、新千歳空港で他の中国人客と荷物を取り違えたトラブルについて、中国のネット上では周会長の対応を批判する声が上がっている。資料写真。

2019年2月8日、中国のセキュリティーソフトウェア企業・奇虎360の周鴻●(ジョウ・ホンウェイ、●は示+韋)会長が、新千歳空港で他の中国人客と荷物を取り違えたトラブルについて、中国のネット上では周会長の対応を批判する声が相次いだ

周会長は、スキーをするために羽田空港から新千歳空港へ向かい、別の中国人客の荷物を取り違えたことに気づかずホテルまで移動。ホテルに到着後、自身の暗号でトランクのロックが開かず、「よくある基本番号」を使ったところ解錠でき、中身を見たところで取り違えたことに気づいた。その後、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で状況を投稿し、持ち主を探すため拡散を呼び掛けたところ、持ち主が見つかり、周会長自身の荷物も戻ってきた。しかし、取り違えに気づいた後の周会長の対応に多くのネットユーザーが疑問を呈している。

ネット上では「自分が荷物を取り違えた方なんだからまず最初に空港に行かなきゃいけないだろう。先にウェイボーで拡散するなんて、相手のプライバシーもあるのに理解できない」「普通、鍵開ける前に気づくでしょ。勝手に荷物を開けるなんて信じられない」といった非難が相次いでいる。

また、周会長はウェイボー上で「トランクを取り違えられた相手の方は、私のトランクを持っていくのだろうか?持っていかれたら明日スキーに行けない」などと投稿。これに対しネット上では「持ち主は迷惑を被っているはずなのに、周会長は自分のことしか考えていない」「自分勝手だ」「人としての素養が低い」などといった非難の声が上がった。

なお、周会長は空港で荷物を持ち主と交換した後、ウェイボーで「持ち主は奥さんと娘さんで旅行に来ていた男性だった。私の荷物を空港のカウンターに預けてくれていた」と報告し、「長時間空港で待たせてしまい申し訳なく、また大変感謝している。ウェイボーを拡散してくれた皆さんにも感謝している」と書き込んでいる。(翻訳・編集/和田)

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