「米国籍が取れる」と称し中国人妊婦数百人に高額代金請求していた「出産観光」経営者の中国人、米国で起訴される―中国メディア

Record China    2019年2月5日(火) 22時40分

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3日、参考消息は、「米国で出産すれば米国籍が取得できる」として中国人の妊婦数百人から高額の代金を徴収して米国に「出産観光」させていた中国人グループが、米国の当局に逮捕、起訴されたとする米メディアの報道を伝えた。写真はロサンゼルス。

2019年2月3日、参考消息は、「米国で出産すれば米国籍が取得できる」として中国人の妊婦数百人から高額の代金を徴収して米国に「出産観光」させていた中国人グループが、米国の当局に逮捕、起訴されたとする米メディアの報道を伝えた。

記事は、米紙ロサンゼルス・タイムズ電子版の1月31日付報道を引用。米国土安全保障省などがロサンゼルス、インランド・エンパイア地区、オレンジ郡にある三つの会社を調査したところ、それぞれ出産を間近に控えた中国の妊婦を10万ドル(約1100万円)という高い代金で渡米させていたことが発覚したと紹介した。そして「わが子に米国籍を与えようとする中国人の心情に付け込んだもので、ある会社のパンフレットには米国国籍が『最も魅力的な国籍』として紹介されていた」という当局のコメントを伝えている。

米地方裁判所が開示した起訴状によると、中国人当事者3人が共謀、移民詐欺、資金洗浄、身分の窃取などの容疑により1月31日に逮捕され、起訴されたという。

米当局が1月31日に発表した法廷審問記録では、他にも中国人数人が起訴されているが、国土安全保障省の担当者の話によれば一部の被告は「罪を認め、捜査への協力に同意しながら、判決を待つ間に米国から逃亡した」とのことで、現在は中国に滞在しているようだ。(翻訳・編集/川尻

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