韓国を「無視」した安倍首相からの「ラブコール」、北朝鮮の反応は?=韓国ネットからは自国政府への不満も

Record China    2019年1月31日(木) 10時40分

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30日、韓国・中央日報は、日本の安倍首相が「韓国パッシング」の施政方針演説を行った後、北朝鮮もすぐに反応を示したとして、朝鮮中央テレビで放送された内容を紹介した。写真は北朝鮮。

安倍晋三首相が28日の施政方針演説で、韓国について言及せず「北朝鮮との不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す」と述べたことは、韓国でも各メディアが大きく報じた。30日、韓国・中央日報は「この『韓国パッシング(外し)』と呼ばれる演説の後、北朝鮮もすぐに反応を示した」として、朝鮮中央テレビで放送された内容を紹介している。

記事によると、同局のある番組で、教養官が登場し「日本の反動どもが歴史的にわが民族に対し行ってきた反倫理的犯罪資料を見ながら、その罪悪を必ずや断じる」と日本を非難したという。また「日帝がわが国を強制占領し、拉致・強制連行した青年・壮年の数は実に840万人余りいる。実に図々しいと思われる」と伝えたという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「北朝鮮の味方をするわけではないが、こういう時はスッキリする」「やっぱり北朝鮮は日本の痛いところを突くのがうまい(笑)」「他のことはともかく、北朝鮮の日本に対する態度だけは痛快でいい」「スカッとする反応だ。時代が変わっても民族は民族、日本はパートナーにはなれない」など、北朝鮮の発言を称賛する声が寄せられている。

また、「政治家は北朝鮮を少しは見習え。自分の利益のために国を売り渡すようなことをするな」「いいこと言ってくれたけど、韓国が言うべきことなのに、恥ずかしいな」「なぜ政府は安倍首相にはっきり言えないのか」など、韓国政府に対する不満の意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)

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